旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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5月20日 月曜日    天気は雨、午前中はかなりの雷雨  

 バンコクも雨であった。バスターミナルから市内中心部のシーロム通りまでまた77番のエアコンバスに乗ろうと思っていたが、エアコンの無いバスが2台続いた。そして3台目もエアコンが付いていないので、諦めてエアコン無しのバスに乗る。エアコンの無い市内バスの運賃は均一で、3.5バーツである。値段は安いが、乗り心地は良くない。そして雨が窓から吹き込んでくるし、窓を閉めれば蒸し暑い。おまけに今日は月曜日、朝の交通渋滞も凄まじい。シーロムまで1時間半を要した。

 日系企業事務所や日本人相手の飲み屋が並ぶタニヤ通り近くのもと日本航空の入っていたビルの11階が今回の目的地。雨の渋滞に巻き込まれたのは私だけ出なくH部長もそうであったようで、私の方が少し先にオフィスに着いた。H部長が来てから早速、年金ビザの概略についてパワーポイントを使って説明する。しかし、それもたったの1時間もあれば終わってしまう仕事で、夜までやらなくてはならない仕事が無い。社内に合ったパソコンがどれもメンテされている形跡が無かったので、多少ファイルの整理などをさせてもらう。窓の外では雷鳴が轟き、凄いことになっているようだが、空調の効いた事務所内にいると、雷の音ではじめて「あぁ外は雷雨みたいだぁ」と暢気に感じるだけであった。

 昼食はH部長にごちそうになる。日本式レストラン(瀬里奈=日本の瀬里奈のチェーン店かどうかは知らない)で本日の定食の「串カツ定食」をご馳走になる。日代わり定食であっても、刺身にサラダ、煮物と串カツ、味噌汁に最後はアイスクリームまで付く。バンコクのランチはやっぱり違う。私はすっかりご馳走になってしまったので、いったいこのランチがいくらするのかも判らなかったが、きっと家族3人でチェンマイ・コカでタイスキ鍋を囲むのと同じ位したのではないだろうか、、、。チェンマイの田舎者にはバンコクのランチがまぶしかった。

 午後も社内でパソコンと戯れる。東京のタイ大使館へ問い合わせたい事が合ったので、パソコン電話を使って電話をかけようとするが、プロバイダーのサーバーの調子が良くないらしく、何分か話していると、突然サーバーがパケットを送受信しなくなり、こちらの声も相手の声も聞こえなくなる。プロバイダーのLoxinfoは、チェンマイでもしばしばこうした事が起こっていたが、バンコクでも同様らしい。プロバイダーをCSネットに切り替えようとしたが、パスワードを拒否されて、ログインできない。ひょっとしてCSのアカウントをお母さんが使っているのではないかと思い、いったんログアウトしてしいと電話をかけようとするが、通話中でつながらない。お母さんがダイヤルアップ接続してれば、電話がかからないのは当然の事、メールで事情説明したくても、メールが届いても気がつかないだろうし、八方ふさがりであった。

 今日バンコク入りしてくる団体ツアーを調べたら、あるお寺さんの団体がカンボジアを経由してくるのがあった。私が吉祥寺の旅行会社支店で勤務していたときに良く耳にした団体である。添乗員の名前を確認するとやはり、当時私のとなりに座っていたMであった。今晩の8時にアンコールワットのあるシュムレアップからバンコク航空でバンコク入りし、国内線に乗り継いでチェンマイへ入るそうだ。是非空港の乗り継ぎに立ち会いたいと思ったが、私のチェンマイへ戻るバスの出発も8時40分であって、とても空港に寄っている時間がない。明日の朝でも泊まっているホテルに襲撃しに行くことにしよう。

 バスターミナルではチェンマイ大学院のP氏に会う。偶然遭ったのではなく、私は彼が9時発のバスでチェンマイへ戻ることを事前に聞いて知っていた。そしてバスターミナルで彼の携帯に電話したところ、P氏は汗みどろになって駆けつけて来てくれた。彼のバスは私のバスよりも5割以上も運賃の高い24人乗りスーパーデラックスバスである。私は未だそんなバスには乗ったことはないのだが、P氏はバンコクの行き来はもっぱら飛行機か、この手のバスを利用しているそうだ。

朝食
朝食はバスでもらった菓子パンと小さなリンゴ。
昼食
バンコク・タニヤの瀬里奈で日本式の高級ランチ。
夕食
H部長宅で、ごちそうになる。牛肉と大根の煮物、あっさり中華風のロールキャベツ、イカ、かぼちゃ、そしてネーム。日本と中国とタイの家庭料理がミックスされていた。ネームとはチェンマイの名物で、半生のソーセージのようなものである。半生と言うのが気になり、私は今まで食べて見た事がなかったが、酒のツマミに合いそうであった。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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