8月20日 火曜日 天気は曇り 夕方から雨
優泰の朝の支度が遅い。もう、学校への迎えのバンが来ていると言うのに、まだ歯磨きもせず、トイレの便座に座って鼻歌などを歌っている。頭に来たので、優泰にパンツを履かずに学校へ行くように命令する。当然優泰は拒否するのだが、委細かまわずフルチンのままドアの外に押し出してやった。しかし、殊勝にも本当にフルチンのまま学校へ行く気なのか、廊下をエレベーターに向かって歩き始めたので、慌てて呼び戻し、パンツを履かせて学校へ送り出した。もちろん「またノロノロしたら本当にパン履かせないぞ」と約束はさせたのだが、どうも優泰の方が一枚上手であったようだ。
パソコンでバンコクのホテルの資料をまとめる作業。もう毎日それも1日中パソコンに向かっているため、肩から背中にかけてひどく痛み始めた。一昨日くらいから痛み出して、今では激痛と言って良いくらい痛いのである。1時間作業をする毎に、伸びをしたり肩を回したり、腕を振りまわしたりするのだが、痛みは解消しない。
お母さんがレインツリーと言うナワリット橋のたもとにあるキリスト教系の英語クラブに行くと言うので、ビートルで送り届ける。ビートルもオイル交換の時期を過ぎて、もう1000キロ近くもオーバーしているが、なかなかガソリンスタンドに持ちこむことができない。スタンドそのものはアパートからすぐの大通りにあるのだが、行ったついでに洗車もしておこうと考えているため、洗車をするのが面倒だから行きそびれているのである。こんなダラダラとしているくらいなら、いっそ有料で洗車サービスを受けるべきだろうが、たかだか60バーツ程のお金がおしくて、有料サービスを受けずにいる。
午後もひたすらパソコンの打ち込みをする。しかし、夕方になって、もう椅子に座っていることもままならないほどの痛みになってきた。横になっても痛みは収まらない。運動をすれば良くなるかと思い、プールに飛び込み泳いでみる。泳いでいる最中は背中の痛みはない。しかし、しばらく泳いでプールから上がってみると、またズキズキジンジンと痛み出す。
夜、7時近くから大阪から来たOさんと食事に出る。彼は6月に続いてのチェンマイ訪問であるが、前回会った時と比べて随分と落ち着きの出た顔をしている。前回はなにか悩み事を抱えてのチェンマイ訪問だったようだが、今回はリラックスするための訪問のようだ。
オーキッドホテル前で待ち合わせ空港近くの管制官食堂へ行く。トゥクトゥクと言うオート3輪のタクシーで向かったのだが、私もOさんも小額紙幣を持ち合わせていなかった。トゥクトゥクの運転手さんもおつりを持ち合わせていない。そこで運転手さんの携帯電話番号を聞き出して、帰りも迎えに来てもらうから、「お金はその時で良いか」と聞くと、「OKだ」と言う。まぁ随分と人の良い運転手さんだし、我々も相当虫が良いのだが、こうした見ず知らずの拾ったお客の言うことを信じてくれるチェンマイ人の心の純粋さが私は大好きだ。私は9時頃に携帯に電話を入れるからと言っておいたが、食事を終えたのは夜10時過ぎ、運転手さんに電話を入れると「食堂前で待機しているから、、」と言う。日本のタクシーでこんな事をしたらば「待ち時間料金」を請求されるはずだ。当然の事である。
朝食
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ロールパン。 |
昼食
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ヤムヤムブランドの即席麺豚挽き肉味。 |
夕食
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空港前の管制官食堂にて、豚皮の揚げ物、ナマズのヤム(ヤムプラドゥクフー)、海老のすり身揚げ、はんぺんの焼き物(トーフープラー)、牛肉のオイスターソース炒め(パットヌアナムマンホイ)。 |
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