旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

３月１９日　水曜日 　　　天気は晴れ　　 　

　午前中の時間を使って優泰の在留延長手続きをする。優泰の滞在期限は今週末に切れる。学校側からは滞在延長に必要な在学証明や学校の設立許可書のコピーなどを持ってイミグレーションヘ行く。書類は万全と思っていたのだが、なにやらあとひとつ書類が必要だと言う。その必要だと言う書類をタイ語で説明してくれるのだが、それがどんな書類なのかよく理解できない。英語でも説明してくれるがやはりよく判らない。昨年の滞在延長の際に必要とされた書類はすべて持ってきたはずなのに、、。何度も何度もその書類がどんなものなのかを説明受けて、ようやくそれが成績表であることが理解できた。急いでアパートに戻って、成績表を探す。先週もらったばかりなのだが、さていったいお母さんはどこへ仕舞い込んであるのだろうか、、、探すのに一苦労する。

　１２時２０分前に成績表を持って再度イミグレーションへ行く。先ほどの担当者は離籍中のようで、ベンチに座って担当者が席に戻るのを待つ。１２時丁度に担当者は戻ってきたが「これから昼休みなので、１時にもう一度来るように」と言われてしまった。まぁ仕方が無いかと、再度ベンチに座って昼休みが明けるのを待っていたら、しばらくして担当者が戻ってきて、これから書類のチェックをしてあげるから、こっちへ来なさいと言う。事務所内は職員たちがみんな昼食に出払って空っぽであった。担当するのは年のころ２０代半ばのカーキ色の制服を来た女性職員である。彼女も職場仲間たちと一緒に昼食を食べたかったろうに、、。書類に目を通している間にも、彼女の携帯には友達からか何本もの電話が入ってきていた。１５分ほどで書類の確認が終わり、明日の午後３時に再度出頭するように言われる。

　午後になって、今年の初めに考えたビジネスプランの立案を開始する。手がけ初めてすでに二ヶ月以上も眠り続けたプランであるが、プレゼンテーション用のプランがなかなかまとまらない。ちょっと塩漬けにしすぎてしまったのかもしれない。イメージがまとまるまで、資料収集などだけでもネットを使って集める。ネットに接続していると、次々にメールが飛び込んでくる。返信を書き始めていたら、それだけで時間が過ぎていってしまった。

　このところ、夜中に羽蟻のような虫が大量に入り込んでくる。その数たるや相当なもので、朝になって見てみると部屋の中にも数百匹が転がっている。特に風呂場がすごい。まるで水を求めて集まってきたかのようだ。そのくせ水に濡れるとすぐに死んでしまう。お母さんはこの様子を評して、「まるで巡礼者のようだ」と言う。そう言えばインドのガンジス川へ死を迎えるために目指す巡礼者に似ていなくも無い。この虫の死骸は廊下では部屋の比ではなかった。ドアを開けたとたんに、虫の死骸が入り込んでくるほどで、万単位であった。それも、ほとんどが体からもげた羽で、ちょっと風が吹くと空中に舞い上がる。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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