最近、ミニバイクは大活躍である。スピードは出ないが、ビートルと比べてガソリンの消費量が少ない。そのため、一人で出かけるときはたいていミニバイクを使っている。一人の時だけではなく、優泰の学校への送り迎えにも2人乗りで活用している。以前にも書いたが、このミニバイクのオイル自動混合機が故障しており、小屋がけ食堂のおばさんの旦那に修理を依頼したところ、あっさりと混合機を使わずにガソリンタンクに直接オイルを混ぜる方法をすることで、修理完成と言うことになってしまった。そんな状態で、ガソリンを入れるたびに少しずつオイルを足していたが、なんと言ってもこのミニバイクはガソリンタンクの容量が1リットル半しかない。そのため、最近の活躍ぶりで、毎日のようにガソリン補給をして手をベトベトにしながらオイルを混ぜるのが面倒になってきた。そこで、ちゃんとしたバイクの修理屋に持ち込んで自動混合機の修理をしてもらう。半日ほどで修理は完了して、これでガソリン補給も楽勝だと喜んでいたのだが、しばらく走ってみて、スロットルを大きく回すとエンジンが止まると言う現象が出てきた。つまり加速が十分できない。原因はキャブレターの目詰まりであろう。きっとしばらくオイルタンクを使っていなかったの、埃でも入ってしまっていたのだろう。そこへ混合機が直って、再びオイルタンクからオイルの供給が始まったので、埃がキャブレターに回ってしまったのではないだろうか?夜に再度修理屋に持ち込み、具合が悪いことを説明すると、やはり「キャブレターの問題だと思う」と言う。そして「でも、さっきは混合機の修理しか依頼受けてないからさ」となんとも無責任なことを言ってくれる。確かにそうだが、しかし、それでは修理人ではあっても整備士とは言えないであろう。
ワタノー学校の授業。3週間ぶりの平常授業なのだが、どうしたわけか1時のクラスは、生徒たちの集中力がまるで無い。今日は文法上で大事な目的格を構成する助詞の使い方を勉強しているのに、、、。「来週はテストをするぞぉ」と言っても、どうもレスポンスが悪い。こんな日は、あまり突っ込んだことをするよりも、生徒たちが関心を示しそうな内容に切り替えることにした。
「あなたは、なにを たべますか」と言う質問に対して
「わたしは、○○を たべます」と言う答えをさせる。
当然○○には食べ物の名前が入り、この食べ物は日本語でなんと言うかと逆に質問が帰ってくるようになり、ようやく生徒たちの視線が黒板と私に集中するようになった。
しかし、2時からのクラスは生徒の集まりが悪く、全体の半分にも満たない。生徒たちに集中力はあって、授業もやりやすいのだが、半分以上の生徒が不在なのに、勝手に先に進むわけにも行かず、足踏みをしなくてはならない。生徒たちはきっとか何かの行事に振り向けられているのだろうが、そのことに関して、私にはまるで情報が入ってこない。語学職員室で確認しても知らないと言われる。
学校が終わってから、12階の部屋に置く食事ができるテーブルを買いに行く。家具屋に入ってみるとインド人の経営の店であった。どうもチェンマイは布地屋と家具屋はインド人の経営と相場が決まっているらしい。安っぽいプラスチック製のテーブルから、天板が厚手のガラスのテーブルまで色々あったが、木製で折りたたみのできるテーブルを選んだ。山岳リゾートのテラスにでも置いたらば似合いそうなテーブルとイスで、こんなものを窓の近くに配置したら別荘感覚になりそうだと思った。それにワンルームの部屋でもあるので、折りたためば部屋を広く使える。テーブルとイス2脚の配送を依頼すると、若い従業員が2人乗りのモーターバイクで届けてくれた。ハンドルを握る方がイス2脚を左手で前に押さえながら持ち、後ろのほうがテーブルを抱えるようにして持って来た。まったくアクロバッドである折りたたみができるといっても木製で、ずっしりと重たい。よくもバランスを崩さないものだと半分呆れ、半分感心する。
昨晩、ロータスで買ったコードレス電話機がまるで使えない。よく調べると子機に入っているはずのバッテリーが入っていないのである。ボロボロのパッケージを探しても見つからない。夜遅くロータスのサービスカウンターに乗り込んで、事情を説明すると、「バッテリーは別売です」と答える。そんなことは無いはずだ。英語併記の説明書にそんなことはまるで書かれていないし、もし別売ならパッケージの表に何々型のバッテリーを買うように指示が書かれている筈である。ラチが案内ので、売り場の店員と売り場へ行って、同じ型の電話機のパッケージを開けてみる。が、やはりバッテリーが入っていない。店員は「ほら見たことか」と言う顔をしている。でも、まだ腑に落ちない私は、更にまたひとつパッケージを開けてみる。するとそこにはちゃんとバッテリーが入っている。これはどうも商品管理の問題らしい。まだいくつも開封してみると、約半分のパッケージにバッテリーが入っていない。しかも、入っているものでも、型違いのバッテリーが入っているものさえある。店員は、パッケージからバッテリーを取り出して私に渡し、バッテリーを取り出されたパッケージは再び陳列棚に戻された。まるで「ババ抜き」のババである。ちょっとババが入りすぎている気もするが、、。
朝食
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ご飯、スクランブルエッグ、韓国海苔。 |
昼食
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時間が無くて食べられず、、。 |
夕食
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小屋がけ食堂の生唐辛子炒め、モヤシと豆腐の炒め物、ご飯。 |