3月16日 土曜日 天気は晴れ
週末もどうやら運動をネグるクセがついてしまったようだ。7時に起きて優泰に絵本を2冊読んでやる。いつもなら優泰はテレビのアニメ番組に昼近くまで釘付けになるのだが、このところのタイで放映される主に日本製のアニメ番組はバトル物ばかりで、この手のものはあまり情操教育上良くないと判断し禁止したのである。以前タイで放映されていた日本製アニメは、人気どころではドラえもんや一休さんなど、比較的安心して見せられそうなものであったが、現在はほとんど全てがバトルものである。唯一見ることを許可したのはポケモンだとなった。私も子供の頃はアニメ番組が好きであった。オバQや天才バカボンなどを良く見ていた。
明日、お母さんは転勤で日本に帰られる家庭から中古でビデオデッキを買い取る事になっていると言う。しかし、不安な事がひとつあって、テレビのリモコンにビデオの切り替えスイッチが付いていない事を思い出した。確認するためにテレビの裏側を確認すると、案の定、入力には同軸ケーブルしか付いていない。最近のテレビはAV端子が当然ついているもので、ビデオ端子が2つ以上ついているものも標準になっている。しかし、我が家のテレビは同軸ケーブルがひとつしかない。このままではビデオをつなげられないとお母さんに伝えたところ、「だったらテレビも一緒に買おうか」と言われてしまった。
午前中はベッドで先日もらった景山民夫のトラブルバスターを読む。基本的に私はノンフィクション系が好きなのだが、こうした軽い読み物も土曜の午前中にページをめくるにはちょうど良い。2時間半ほどで読み終えてしまった。このまま昼寝でもすれば最高なのだが、そろそろ昼食の時間である。昼食にはチャーンプアクホテルの食堂へ行って食べる。緑に囲まれた食堂には他に客も無く、気持ち良く食事ができた。しかし、満腹になるとますます眠たくなってきた。日中の気温が35度を超えるようになると、木陰でそよ風に吹かれていると、体感温度は28度くらいになるのだろうか、とても気持ちが良い。だからますます眠くなるのだ。
午後から自転車で炎天下こぎ出す。目的はビデオの出力端子からのケーブルを同軸ケーブルに変換するアダプター捜し、ラビットスクーターのウインカーレンズを作ってくれるプラスチック工場捜し、そしてお母さんの足首の治療をしてくれる鍼灸院捜し。ビデオのアダプターは日本でもビデオが出始めた昭和50年頃には、ほとんどのビデオがこのアダプターの世話になっていたはずである。我が家でもそうであって、ビデオを見るときはチャンネルを2番に合わせたものだ。ビデオから出力される映像と音声信号を、テレビの一般放送と同じVHFの周波数に変換しするのがこのアダプターで、当時このアダプターひとつで2万円近くした記憶がある。これを見つけ出さないと、お母さんがテレビも注文してしまいかねないのだから、こっちも真剣だ。しかし、タイでは良くしたもので、この手のアダプターは全盛で、電気店で簡単に見つけられた。価格も500バーツほどであった。とりあえず、今日はまだ買わず、ビデオが届いてから設定について再度考える事とする。
鍼灸院を探すのにはかなり苦労をした。チェンマイにもあるらしいのだが、どこにあるのか知っている人がいない。漢方薬を売っている店に飛びこんだところ、プアンチャーン寺院の近くにあるらしいと教えてくれた。私はてっきりチャーンプアクと思って、町の北へ自転車を走らせたが、それらしいお寺が見つからない。あちこち聞きまわって、プアクチャーン寺院は町の南東方向だと言う。またも自転車で市内を縦断。寺院の住職に聞いたりして何とかプアクチャーンクリニックと言うところで鍼治療をしている事を確認する。但し営業は水、金、日の週3日、それも夕方5時から8時までとなっていた。
ラビット・スクーターの部品製作は、誰に聞いてもプラスチック工場などチェンマイにないとの事であった。プラスチック工場はみんなバンコクにあると言う。そんなわけないと思うのだが、でももう今日は疲れた。来週にしよう。
朝食
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お母さんと優泰はコーンフレーク、私はそばを茹でて食べる。 |
昼食
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チャーンプアクホテルでホットプレートのパッタイ、唐辛子入りクオッティオ炒め、鶏肉入りチャーハンを3人で食べる。 |
夕食
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近所のトップススーパーでセールになっていたキューピーのスパゲティーソース(170グラム入り27バーツ、1缶買うともう1缶サービス)を買って来てスパゲティーを食べる。 |
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