旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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2月16日 日曜日    天気は晴れ    

 お母さんが義姉を温泉に連れて行きたいというので、午前中からビートルでサンカンペン温泉へ行く。連休の中日と言うこともあって、サンカンペン温泉前の駐車場には大型バスや乗用車、ピックアップトラックで溢れかえっている。こりゃせっかく来たのに、温泉小屋を借りられないのではないかと心配になるほどだ。以前は駐車場の前には、温泉玉子を作るための玉子セットや焼き鳥などを行楽客相手に売る店が何軒もあったのだが、それらの店がすべて取り壊されてなくなっている。もともと不法営業で立ち退かされたのか、それとも全面的な改修工事に入るのか判らないが、とにかくなくなっていた。温泉公園の入場券を買い、私は一人先に走って、温泉小屋の受付窓口まで走る。もう、ここの窓口嬢とは顔なじみになっている。「いまならちょうど一棟空いてるよ」と教えてもらう。義姉と一緒だから、できれば温泉小屋は二棟ほしいところだが、贅沢は言っていられない。二棟借りるつもりになって、一棟を2時間借りることにした。

 今回あてがわれた温泉小屋は4番の小屋で、ここはお湯の側の蛇口が小さく、水の側の蛇口が大きい。お湯の側を一杯にひねっても、直径1メートルほどの浴槽にお湯を張るのには時間がかかりそうだ。もっとも、水の側でも、出てくるのは水なんかではなく、外気温で温められてか、地熱でか判らないが、水温が40度くらいある。つまり、水の側とお湯の側、それぞれの蛇口を前回にして捻ればちょうどよい温度でお湯が溜まると言うことらしい。お母さんや義姉たちを先に入浴させ、私は後からゆっくりとお湯を使わせてもらった。優泰も先にお母さんたちと一緒に済ませていたので、私一人で温泉を満喫できた。

 入浴後、公園内の簡易食堂で昼食とする。一昨年義姉がチェンマイに来たときには、こうした簡易食堂を嫌がっていたのだが、今回は抵抗色を見せない。それどころか、現地食さえ口に合うのか、お母さんよりもよく食べている。ソムタムと言う未成熟のパパイヤを千切りにして、唐辛子やレモン汁などで和えた田舎料理でさえ「美味しいじゃない」と言ってよく食べる。

 義姉は何日かチェンマイに滞在して、何かビジネスを考えているようだ。やってみたいことは二つあるらしく、ひとつは温泉など大浴場を作って韓国式のアカスリやエステの店をやってみたいと言う。もうひとつは、大型の韓国焼肉の店だそうだ。大浴場については、私の秘蔵の温泉を紹介した。焼肉屋については、「市内の立地のよいところに300坪程度の土地を探しておきなさい」と指示を受けた。何でも屋の私でも、この程度の広さの土地を探すのは容易ではない。それと、韓国籍の義姉が土地を安全に実質所有する方法も考えなくてはならない。義姉としては、オーキッドホテルの裏にある大豪邸を買い取るか借り受けて、焼肉屋に改装したいようなのだが、そんな金持ちの家に私ごときが乗り込んでいって、交渉ができるものだろうか、、。まぁ命令だから、やらざるを得ないだろうが、、。

 夕食には、ル・グラン・ランナへ行く。日中駆けずり回って、しかもビートルのエアコンから吹き付ける冷風にさらされていたからか、ちょっと体が熱っぽい。元気もあまりない。それでも、まぁ美味しいものを食べて、体力を回復しなくては、、。このレストランは義姉の気に召したようだ。料理もサービスも満足しているようである。繁盛しているためか、私たちに用意されたテーブルは決してよい場所ではなかったが、満足した義姉は、帰りがけにウエイターたちにチップとして100バーツずつ配っていた。アパートにもどって缶ビールを一本飲んでから寝る。

朝食

ご飯にグリーンサラダ、豆腐の焼き物

昼食

サンカンペン温泉にてソムタム(パパイヤの和え物)、タイ式玉子焼き、空芯菜炒め、鶏肉と生唐辛子の炒め物、アスパラと海老の炒め物。

夕食
ルグランランナにて、グアバの和え物、北タイのオードブル盛り合わせ、ゲーンハンレー(北タイ風のシチュー)、鶏肉とカシューナッツ炒め、ココナツに入ったトムヤムクン。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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