８月１６日　金曜日 　　　天気は曇り　

　東北タイ旅行から戻って１週間になる。旅行中に撮った写真もそろそろ「付録版」ＨＰにアップしようと思い、作業を開始する。シャッターを切ったのは全部で１００回ほどだが、実際にＨＰへアップするのは２０枚くらいとし、それも解像度を落として、１枚あたり２０ｋ未満にしようと考える。これでも２０枚×２０ｋ＝４００ｋであるから、結構な容量を食ってしまう。ＨＰ用のウェブスペースが狭い私としては、なかなか苦しいところだ。地道に１枚ずつ写真を整理し、使えそうなものをピックアップしては解像度を下げていく。そしてＨＰに貼り付けていく。

　昼にお母さんが韓国人の奥さんと韓国料理屋へ行くことになっていると言っていたので、ビートルで韓国料理屋まで送って来る。帰ってきてみて、どうも左側のウインカーが点灯していない事に気づく。調べてみるとウインカーの電線が引き千切れている。私のビートルは前輪のフェンダーの上にウインカーが乗っかっており、ウインカーの電線などは、その裏側、つまり車輪ケースの中を這っている。たぶん、前回の東北タイドライブ中の穴ぼこだらけの悪路で、車輪が暴れすぎて、電線を引き千切ってしまったのだろう。幸運にもウインカーの電球は切れておらず、電線のつなぎ直しだけで修理完了。他にもエアコンへの電線がいつももとても熱くなる事が来になっていたので、調べてみたら、やたらと細い電線が使われていたので、これも太い電線と交換する。クラクションのホーン音も燻ったような音がしていたので、調整する。これら埃だらけになっての作業でおよそ２時間の修理であった。

　午後もＨＰ付録版の製作に取り組む。別に難しい事など何もないのだが、時間だけはかかってしまう。完成したのは夕方近くになってからである。続いて、エクセルの関数について調べ始める。最近はエクセルなど使う機会もまれだが、以前良く使っていた時でさえ、集計とか簡単な事しかやってこなかった。しかし、エクセルにはさまざまな関数機能があって、これらを使いこなせれば、かなり複雑な表計算や統計が出せるはずである。しかし、たくさんある関数がそれぞれどのような働きをするのかわからない。実際にやってみようとするが、何がなんだか、聞いてくる言葉の意味さえわからない始末。日本にいれば、図書館にでも入って「エクセ入門」とかの参考書を借りて来れるのだが、ここチェンマイでは一人で悩むしかない。いや、ウェブで検索すれば、丁寧に解説してくれているＨＰも見つかるのだが、やはりコンピューターの説明書は「本」に限る。コンピューター画面にいくら説明されても、書かれている内容を暗記しない限り、エクセルを実際に操作しながら首っきりで操作する事などできないのだから、、。

　サワチャオ・チェンマイのガネシュさんから、月末にチェンマイでオフ会をするので、、と言ったお誘いをもらう。今回も参加させていただくつもりだ。しかし、月末にはまた先日のロケハンの本番。つまりビデオ撮影が予定されている。撮影当日は是非とも天候に恵まれて、しかも象さんたちのご機嫌が良い事を祈るばかりだ。撮影がノビノビになったら楽しくオフ会に参加できる気分ではなくなってしまう。

　ＴＰＮさんからの情報で、パヤップ大学のタイ語講座が９月から開校するそうだ。タイ語を本当に身につけるのなら、毎日しっかり勉強をさせてくれるパヤップ大学が一番だと考えていたのだが、タイ語の勉強はしない事にした。３月にＹＭＣＡのタイ語を辞めて、そろそろ半年。この間にずっと「ヒマだ、ヒマだ」と言い回ってきたので、最近になって、あちこちから「じゃこれやっといてよ」と言った声がかかるようになり、こっちも２つ返事で「ハイハイやります、やります」なんて答えてきたらば、結構９月以降、まだらながら「やるべきこと」ができてしまった。まだらと言うのが、効率が悪いのだが、とにかく、この「まだら」のせいで、「タイ語を毎日学ぶ」と言うことができなくなってしまった。でも、まぁ仕方ないだろう。これで「忙しい」などと言い出せば、誰も遊んでくれなくなってしまうのだし、「まだらな生活」もチェンマイでもモラトリアム・グダグダ生活に欠かせない活力元である。

　優泰がクラスメートの誕生日会の招待状を持って来た。期日は来週の金曜日午後。私はこの日から４日間チェンマイを留守にする予定である。クラスメートの自宅まで優泰を届けるのは、お母さんに任せる事になるのだが、招待状には英語で住所が書かれているのみ、地図もない。そして、その住所も通りの名前と番地があるだけなのだ。通りの名前も聞き覚えのないものだし、はてさて困ったものである。チェンマイ在住の欧米人家庭では、有名な場所なのかもしれないが、私には暗い。電話番号もあるから、電話して聞かないとダメかなぁ、、。しかし、チェンマイ在住の欧米人たちが「目印」とするもののことごとくが、私の興味の対象外で、どれが目印になるのかもわからない。是非とも招待状には地図を付けていただきたいものだ。

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