旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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9月14日 日曜日    天気は晴れ 午後に小雨

 夕べは深夜までいただいたCDROMライターの設定をしていた。ドライバーの入ったフロッピーもあるし、アプリケーションCDもあり、さらに説明書まで付いていると言う至れり尽せりである。それでも、ふだん説明書なしの設定ばかりしているので、説明書を読むという習慣がない。そこへ持ってきてこうしてちゃんとした説明書を読むとなると頭の中が混乱をする。どうしてパソコン関連の説明書というのはこうして不可解な言い回しや、専門家またはオタクが好みそうな単語ばかり羅列するのだろうかとため息がでる。結局は説明書も初めの方だけちょっと読んで放り出してしまう。

 朝は7時には起きてレンタカー屋に向かう。EさんSさんに昨日依頼を受けたカムリから四輪駆動車への車種変更の手続きのヘルプである。早朝にもかかわらず、レンタカー屋はすでに店開きしていた。内心、いったん借り出した車の車種変更など認めてもらえるものだろうかとの不安があったので、8時の待ち合わせ前に行ってネゴをしておくつもりであった。ところが、ネゴなどまるで必要なく、車種変更はすんなりOKとなった。OKで結構なだが、どの車種にしたらよいかは本人たちにご登場いただかれなくては判断がつかない。四輪駆動車と言えども、車種はいろいろあり、三菱、トヨタ、ホンダとある。さらに軽自動車並みのスズキもあったりして、それぞれ一長一短がある。トヨタのハイラックス・スポーツ・ライダーと言うのは一見トラック風だが、車内は7人乗りのワンボックスになっている。ホンダのCRVは革張りのシートに航空機の操縦席を思わせる最新式の操作機器が運転席に並んでいる。

 約束の8時に2人はカムリに乗ってやってきて、レンタカー屋の推薦もありトヨタの7人乗りに変更された。さっそく堀の外側を一周するためし乗りに出かけた。私は最後部の座席に座らせてもらい、外を眺める。最後部の座席は簡易式なのかクッションはあまり良くなく、硬かったが、背もたれが水平に倒れることを発見。一つ前のシートも背もたれが水平になりそうで、これならシートを二つとも倒せばベッドになりそうだ。そう、洪水で立ち往生しても、車内でキャンプもできる。試乗をして、このトヨタへの変更で了解して、二人はチェンライへ向かって走っていった。

 レンタカー屋から帰宅後に家族で近郊へドライブに出かける。最近チェンマイではヴィアン・クン・カムと言う古い遺跡の観光開発が盛んである。まだ行ったことがなかったので、チェンマイ市内からも近そうだし、手ごろだと思っていた。場所はサラピーと言うチェンマイとランプーンの中間くらいにある町だったと記憶していたが、最近よく行くサイクリングコースへ続く運河と言うか農業用水沿いの道に「ヴィアン・クン・カムはこっち」と道路標識が出ていたことを思い出した。そこで、その農業用水沿いの道をゴトゴト走ったのだが、行けども行けどもそれらしいものは出てこない。あるのは新興住宅地とのどかな農業落ばかりである。そんなに走らなくても良いはずなんだけどと首をかしげながら、舗装の悪い道を走りつづけた。20分も走ったころには、もうヴィアン・クン・カム遺跡なんてどうでも良くなった。周囲は実に「明るい農村」で、豊かそうである。果樹園も多い。隣に寄り添う農業用水は、集落近くを流れる小川に行き当たると、小川の下をトンネルで抜けるサイフォン式を採用している。ずいぶんと本格的な灌漑用水である。30分以上も走りつづけたところで国道にぶつかった。ちょっとした町で、サンパトーンの町である。なんだ、ずいぶん遠くまで来てしまった。国道でチェンマイへと引き返すことにする。ヴィアン・クンカムにはたどり着けなかったが、景色もよくとても気持ちの良いドライブであった。

 ドライブの帰り道で巨大スーパー・カーフーに寄って、そこのクーポン食堂で昼食にする。ここのクーポン食堂には日本風の食事を食べさせるコーナーが2軒もあった。和食とは言えないが日本風ではある。ひとつはおなじみの「すかいらーく」で、もうひとつは「ノリコ」と言う名のコーナーで、メニューは似通っているが、ノリコには海苔巻やお寿司風、麺類がある。が、あまり繁盛していないようだ。ディスプレーがまずいのである。優泰とお母さんはこの2軒から、焼きそばと白身魚のフライを取って食べた。私はベトナム料理のコーナーを見つけてそこの料理を注文。ベトナム料理といっても、コーナーはラオスに店を構えるところからの出店で、いわばラオス風ベトナム料理である。できますものは麺類や生春巻き、各種ベトナムソーセージなどである。私はタイ料理と比べてあっさりとしているベトナム料理も好きである。バブルな頃に赤坂のアオザイと言う店で何度かベトナム料理を食して気に入っていたし、香港やパリでも庶民的な食堂でベトナム料理を食べた。庶民的な店はたいていフォーと呼ばれる麺類を食べさせてくれて、これが具沢山でなかなか美味しい。今回も生春巻きと豚肉のフォーを注文したのだが、しかし、想像したフォーとはだいぶ異なっていた。ベトナムのフォーではなく、タイのどこにでもあるクオッティオうどんと変わりないのである。ただトッピングにベトナム・ソーセージをアレンジしただけではないかと思われるさびしいものであった。生春巻きも、タレはベトナム風のものではなく、タイの揚げ物に付いてくる甘い蜜であった。この店はラオス風のベトナム料理と書いたが、正確にはタイ式ラオス風ベトナム料理と言うのが正しいのかもしれない。

 午後からパソコンを初期化するためのバックアップを取り始める。どうも最近パソコンの動きが不安定だし、OSのエラーも多いので、初期化してすべて再インストールしようと思った。それにCDROMライターをもらったので、バックアップもCDに焼けて便利である。ドキュメント類をCDROMに焼く作業は簡単に完了した。が、パソコンの初期化に苦労をした。CDROMドライバーはメーカー指定のものではなく、システムインストールディスク内にあるシステムファイルを書き換えたり、ドライバーを書き加えたりしなくてはならないのだが、ファイルの書き換え方がよくわからない。カードとCDROMドライブをどのように指定して、イン・アウトの範囲は、、、?昨晩放り出した説明書をもう一度手元に引き寄せて読み直してみるが、書き込み方についての記述が見つからなかった。この作業は深夜までかかったが、上手く行かなかった。そこで、古いCDROMドライブを使って初期化をしようとしたが、CDROMドライブはどうも具合が悪いようで、パソコンはCDROMドライブを認識するものの、CDROMの読み取りに失敗する。

朝食
釜揚げうどん。
昼食
カーフーのクーポン食堂にて、ラオス風のベトナム料理コーナー(?)で、クオッティオうどん風のフォーと生春巻き。
夕食
トン汁と野菜サラダ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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