3月14日 木曜日 天気は晴れ
深夜のバンコク・ドンムアン空港前で路頭に迷ってしまった。頼りにしていたピサヌローク行きの特急が廃止され、明日の朝まで汽車は無い。チェンマイ行きのバスもとっくに終バスが終わっている。さて、どうしたものか、、、。しかたが無い、以前トライしたナコンサワンまでの乗合ワゴン(ロッ・トゥーと呼ばれている)を当たってみるか、、。空港前から終夜バスとタクシーを乗り継ぎ、深夜の北バスターミナルに着く。既に各方面とも最終バスが出た後で、コンコースには明日のバスを待つ人か浮浪者かハッキリしないが、とにかく結構な人たちがゴロゴロと寝そべっていた。ナコンサワン行きのワゴンは直ぐに見つかる。これで、夜明け前にはバンコクの北250キロまで行きつける。
窮屈なすしづめワゴンから開放されたのは午前3時半。ここで、1時間待てばチェンマイ行きの始発バスがあるはずだ。ベンチに腰掛けて、バスを待つ。物乞いが何人かやってくる。しかし、身なりはそれほど悪くなく、小銭も持ち合わせていなかったので、そのまま立ち去るのを待つ。小さな蚊もやたらとまとわり着いてきて、かなり刺されたはずだが、痒くも無いし、膨れてもいない。
4時半にチェンマイ行きのバスに乗り込む。チェンマイに着くのは正午の予定だ。古い車体で乗り心地はあまり良くないが、しかし、これで何とかチェンマイまで行きつける。身体も疲れ切っているので、乗り心地が悪く、振動がひどかろうが、席が狭かろうが、すぐに眠る事ができた。気がつくとカンペンペットに停車している。20分停車だそうだ。1時間ほど寝た事になる。時刻は6時前だから、そろそろお母さんにモーニングコールでもしようかと思ったが、携帯電話のプリペイド有効期限が切れてしまっていたようで使えない。
さらに1時間半走って、タークに着く。携帯のプレペイドカードを買おうとしたが、バスターミナルの売店には置いていなかった。ここでも30分停車。朝食にクオッティオうどんを食べる。お母さんには公衆電話でタイに着いた事を知らせる。5バーツでは1分と話ができなかった。
その後も、ガソリンスタンドで20分休憩、ランパーンで20分停車とやたらと止まっているバスだ。真っ直ぐ走ってくれれば、1時間半は早くチェンマイに到着できるのに、、。まったくのローカルバスだ。結局チェンマイには正午に到着。ドンムアン空港からちょうど12時間かかった事になる。
アパートに着いたらさすがに疲れが出た。ベッドに横になって夕方まで昼寝をする。しかし、これしきの事で疲れ果てるとは、やはり年取ったのだろうか、、。なんだか寂しい。気持ちの上では今でも二十歳のつもりなのだが、、。今年になって四十肩になるし、困ったものだ。夕食には定番のコカへ行ってタイスキを食べる。今日はやたらと日本人グループの来店が多かった。ランプーンの工業団地にある日系ガラス工場の人たちも大勢で夕食会をしていた。
朝食
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タークのバスターミナルで焼豚入りクオッティオうどん。20バーツ也。
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昼食
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アパートに辿り着き、黒米入りの残りご飯とニラのスープ。
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夕食
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コカでタイスキを囲む。チャーンビールが旨い。3人で180バーツ也。
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