旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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HPご意見メール

2月14日 金曜日    天気は晴れ    

 死の恐怖は、交通事故によってもたらされるものではなく、凍死するのではないかと言った心理からやって来る。荷物置き場には、エアコンが効きすぎる。たぶん、冷蔵庫を兼ねているのだろう。この狭い空間にエアコンの噴出し口が8ヵ所もある。しかも塞ぎようがないのである。震えながらチェンマイに到着したのが朝6時である。途中で夜食休憩があったのかもしれないが、窓もなく、外界から遮断された空間にいたために、いつ食事休憩があったのかも判らない。とにかくチェンマイに到着して、荷物置き場から這い出して初めて、外の様子がわかったしだいである。

 アパートに戻って一呼吸整えてから、カメラを持って町へ自転車で出て行く。明日のNHKラジオ番組でつかうHP用写真を今日の昼までに送ると約束しているのである。昼と言っても、日本とは2時間の時差があるので、10時には送らなくてはならないから忙しい。生活感や街の様子がわかる写真と依頼されているが、こちらはカメラマンではないので、何を撮ったらそんな写真になるのだろうか、、今回の話題が最近増え始めている日本人長期滞在者なので、その辺の写真を何枚か用意する。

 お母さんが義姉とゴルフ練習場に行くと言うので、練習場までビートルで送り、その足で運転免許センターに向かう。到着したのが11時半で、免許の出来上がりは午後2時半になるから再度取りにくるようにとのことであった。免許の更新に必要となったものは以下の通りである。

自動車 二輪車
古い免許書 古い免許書
申請書(タイ語) 申請書(タイ語)
写真(1インチサイズ)2枚 写真(1インチサイズ)2枚
パスポートコピー(データページとビザなど) パスポートコピー(データページとビザなど)
手数料 105バーツ 手数料 55バーツ

 パスポートのコピーにはビザのページも含まれていたから、観光ビザでは発給されないかもしれない。しかし、私の滞在期限は90日分しかないのに、新しく更新された運転免許書は一年有効となっている。つまり、申請なり更新時に有効なら、それで問題ないのだろう。

 再びゴルフ練習場にお母さんと義姉を迎えて、昼食に連れ出す。お母さんが以前から入ってみたいと言っていた旧市内にあるタマリンドと言うホテルへ向かう。このホテル、チェンマイに数あるホテルとは雰囲気がかなり異なり、バリ島のリゾートホテル風である。決して大きくはないが、品のよさそうなホテルで、バックパッカーたちによるガサツさがない。食事施設は充実しているとはいえないが、テーブルが数卓あるこじんまりしたレストランがプールサイドにあった。メニューも多くはないが、頼めばメニュー以外のものも作ってくれるようだ。味のほうも盛り付けも綺麗であった。

 午後に免許を取りに行き、別途料金10バーツを払って出来立ての運転免許書にラミネート加工を施してもらう。もう本格的な夏のようで、日差しがとても強い。ビートルのエアコンなどへたばってしまってちっとも涼しい風を送ってこない。暑いのは嫌いではないが、運転するときには暑いのは辛い。まぁこれで免許書もできたことだし、辛抱しながら運転手役をするか、、。

 夕方からラジオ局に入る。お母さんと義姉たちは韓国レストランへ行くと言うので、そこまでビートルで送っていく。番組が終わってアパートに戻ったら、お母さんたちは豚肉のカルビを焼いたものを土産に持って帰ってきていた。ご飯も付け合せも何もないと言うので、キッチンにあったロールパンと一緒に豚肉を食べる。粗食に耐え、満足に睡眠も取らずに、よくもまぁこんなに奉仕活動で忙しくしていられるものだと我ながら感心してしまう。よく日本人の奥さんから「佐竹さんの奥様が羨ましいわ」と言われるが、私もそう言ってくださる「奥さんの旦那さんが羨ましいです」と返答したいところである。

朝食

キャベツとトウモロコシの炒め物。

昼食

タマリンドと言うリゾート風ホテルにてネームのチャーハン。

夕食
パンと豚肉のカルビ。

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(2015年5月からのブログ)

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