8月14日 水曜日    天気は曇り 

 昨夜はちょっと飲みすぎたようだ。それとも、このところ休みを取らずに飛び回る生活を続けていたので、身体に疲れが出てきたのだろうか、朝起きるのがちょっと辛い。

 象キャンプの市内事務所での契約書取り交わしの時間は10時としていたが、それまで待っているのももったいない気がしたので、9時半前だがHさんと事務所へ行ってしまう。10時の約束ではあったが、書類は用意されており、事務所でも別に迷惑そうな顔をすることもなく、ものの10分ほどで契約書の取り交わしは終わった。

 さて、これでCM撮りの前半戦が終わったことになる。Hさんは今晩の日本航空で東京経由でアメリカへ帰るそうだが、帰る前にバンコクにあるコンピューター専門店街のパンティププラザへ寄りたいと言う。しからば、早めにバンコク行きの飛行機に乗るべきである。急げば10時15分の午前中最終便に乗れそうであった。大急ぎで空港に向かって、空港到着が10時。チェックインカウンターに並んでみたが、なんと満席だと言う。午後の飛行機も5時の便まで満席だという。午後の1便は2時過ぎである。ウエイティングリストに名前を書き込んでもらって、時間つぶしに市内の寺院いくつかを案内する。

 昼食も済ませて、2時過ぎの便のキャンセル待ちの呼び出しが1時50分にあることになっていたが、キャンセルはでなかったと言う。また1時間後の3時前に次ぎの便のキャンセル待ち呼び出しをすると言う。空港内の食堂で喫茶をしながら、次ぎの呼び出しを待ったのだが、調べてみると私はひとつ見落としをしていた。チェンマイとバンコクの間にはタイ航空以外に、バンコク航空と言うのが昼にあるのだが、まぁ今日はバンコク航空も満席と言われたので、タイ航空1本に絞ってキャンセル待ちをしたのが間違っていた。実は、新興の航空会社であるアンダマン航空で今日はメーソットと言うミャンマー国境の町を経由してバンコクまで乗り継いでいける便があったのである。アンダマン航空に確認すると運賃はプロモーション料金で、2340バーツとタイ航空とほぼ同額である。さらに、今日の便は空席を抱えたまま飛んでいったとの事であった。

 3時前のキャンセル待ちでも呼び出しされた人はいなかった。それにその次ぎの4時の便は飛ばないので、実質次の便は5時過ぎである。もうドウにもならないので、5時の便にチェックインして、Hさんには出発待合室に入ってもらうことにした。まったく、1日空港で過ごすことになってしまった。

 アパートには3時半に帰ってきたらば、優泰も帰ってきていた。お母さんも午前中から韓国人の友人と出かけていたが、先ほど帰ってきたところだと言う。大した事をやったわけではないのだが、なんとなく一仕事を終えた気分になって、急に疲れが出て、夕方6時近くまで昼寝をしてしまった。

 

朝食

ご飯と海苔、生野菜。

昼食
空港前の管制官食堂でナマズの和え物(ヤムプラドゥクフー)、魚豆腐(揚げはんぺん)、フクロ茸のバジル炒め。
夕食

リケンのマーボー豆腐、水餃子、大根のスープを食べる。

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