旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

９月１３日　金曜日 　　　天気は晴れ

　カブトムシたちは昼間は寝てばかりで元気がないが、朝方はとても元気である。現在は２匹を別々のサトウキビに２０ｃｍほど離してとまらせているのだが、一匹のやたら気の強い方がもう一匹の気の弱い方のサトウキビに侵出し、蹴散らして虐めるのである。そして暴れすぎてサトウキビから落下する。このところパソコンに向い合っている時間が長くなってしまっているが、こうして昆虫観察をしていると、肩の力が抜けて、リラックスできる。カブトムシも「癒し」の効果があるらしい。

　昼近くにちょっと昼寝をして、目が覚めると午後１時半であった。このところ寝不足気味であったので、２時間ほどの昼寝がとても気持ちがよかった。しかし、目覚めは必ずしも気分爽快ではなかった。なんだか頭から足の先までドロドロになってしまっているような感じだ。食欲もあまり湧いてこないのだが、何か食べなくてはと戸棚を掻き回し、緑色の中華麺を見つける。これを茹でて中国味噌でもまぶして食べたら旨そうだなぁと考える。中国味噌と言うのは、味噌と言うより醤(ジャン)である。瓶入りで水っぽく、また大豆も形が残ったままだ。もともと私は豆板醤をスーパーで探していたのだが見つからず、代用として唐辛子入りのモノを買ってきた。この味は豆板醤とは程遠かったが、豆の旨味が良く出ていて美味しい。何に使ったら旨いだろうかと考えていたのだが、たぶんキャベツ炒めにでも使ったら回鍋肉風になりそうだと考えた。また、他にも茹でた中華麺を湯切りして、この味噌で和えたらジャージャー麺風になるのではないかとも考え、今回緑の中華麺で試してみることにした。
　味は、、、。不味くはない。やはり豆の香りが良く出ていて、味噌の油分が麺に良く絡んで美味しいのだが、やはり何か物足りない。たぶん麺が細すぎるのだろう。味の濃い味噌なので、もっと麺が太い方が旨そうだ。次回作る時は白い中華うどん麺を使ってみようと思う。そうだ、この味噌を使って肉味噌のストックなど作っておいたら良いかもしれない、、。

　昼食後、なんだかまだ食べたりないので、隣の雑貨屋にお菓子でも買いに出る。スナック菓子など食べる気はないので、中国風の菓子を買う。月餅のような菓子で、中に餡が入っている。２つ買って、ひとつはドリアンの餡、もうひとつは豆の餡だそうだ。買い込んでアパートに戻ったところ昨夜のＫさんから電話が入る。ちょうど今アパート向かいのタイスキのコカで昼食を食べるところだそうだ。たぶん、我が家がどんな感じなのか見てみたいだろうと思って、食後にでもお茶を飲みに来るように誘う。
　部屋の中を散らかしたままにして木彫りソファーにひっくり返って本を読みふけっていたお母さんは逆上して掃除をはじめた。私もつられて床に掃除機を走らせる。やはり、たまには来客が来ないと、部屋の中が散らかり放題になってしまう。

　明日の日本人補習校はお弁当の日なので、夕方自転車でタニン市場に弁当の材料を買いに出る。さて、何を作ってやろうか、、、。

メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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