旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月13日 水曜日    天気は晴れ

 優泰の夏休みが終わった。本日から新学期で、インターナショナルスクールでは3年生になってしまった。なってしまったと言う言い方は変かもしれないが、幼稚園の中途でチェンマイへ来たのがつい先日のように思え、まだステープ幼稚園の園服を来て木造校舎の階段を上っていく優泰の姿が脳裏に残っている。
 そのインターへの登校だが、心配事が1つあった。通学用のバンが来るものだろうか、、。先学期も、最後はバンが故障して動けなくなり、ドライバーが毎朝生徒たちをバイクに乗せて送り届けしてくれていた。しかし、バンとバイクじゃ収容能力に大きな差があり、2人くらいの生徒を送り迎えしただけでは割に合わなかったのだろう。まして、新しいバンを購入できる余力があるとも思えない。で、やっぱり、ドライバーはやって来なかった。やはり廃業したのだろうか?彼も仕事については問題ありだが、性格はとても良く、憎めない男で、残念である。
 通学のバンが来ないので、我が家のミニバイクに2人乗りして優泰を学校へ送る。優泰をシートの前方へ座らせて、朝の通学ラッシュの市内を抜けて学校へ向かう。ミニバイクなので渋滞でもスイスイである。しかし、馬力が無く、メーピン川にかかるナコンピン橋を渡るのに苦労した。この橋は若干太鼓橋のようになっていて、橋の中央部に向けて勾配がついている。この勾配を2人乗りでは登りきれないのである。足で地面を蹴って、馬力を補いながら橋を渡る。

 古い壁紙を剥ぐ職人は、夫婦なのか、男女ペアで9時半にやって来た。私が古い壁紙をすべて剥がして欲しいと依頼したところ、「このまま貼っても大丈夫だよ」と言う。しかし、私は重ね張りをすると、継ぎ目が剥がれやすくなりそうなので、全部はがしてもらう約束になっていると説得する。すると「タムヤーク(大変なんだよなぁ)」と言う。このタムヤークと言うのはチェンマイでは実にしばしば聞く言葉で、この言葉は「面倒だからやりたくない」と言う意味に近いのではないかと思う。ビートルの修理にしても何にしても、職人たちは実に平然と言ってのける。そして、出来上がったものは、やはり満足の行くものではなく、「ここが、まだダメだなぁ」と意見をすると、「マイペンライ(大丈夫さ)」と反されてしまう。

 昼過ぎになって、壁を掘る職人がやって来た。「いゃー、昨日は1日雨で、来れなかったよぉ」と開口早々弁解らしいことを言う。まぁ、昨日は祝日で音の出る作業は制限されているので、来てもらっても仕事にならなかったのだが、、。明日から壁紙を貼る作業に取り掛かる予定なので、本日中に壁を掘って電線の埋設作業をしなくてはならない。

 私は相変わらずニスを塗る刷毛を手にして日中をすごし、そして夕方になって、電線の埋設作業が終わったから「もう帰るよ」と職人が言う。が、一昨日の漏電の件もあり、通電のテストに立ち会って欲しいと、帰るのを待たせた。そして、またも電源を入れると漏電が発覚。おかしいなぁと埋設してアクリルでふさいだ溝を手で摩ろうとした職人が飛び上がった。酷い漏電で感電したらしい。アクリルがこれほど通電性を持っているとは知らなかった。埋設した電線を掘り起こし、確認をするが原因がわからない。そのうち暗くなってきて、「俺は電気のこと良くわかんないから」と職人が作業を投げ出してしまった。確かに分からないからこうも連日漏電をさせてしまうのだろうが、この処理は私一人で対処しなくてはならないかと思うと頭が痛くなる。明日の朝までに解決しなくては、、、。

朝食
ご飯と卵と豆腐の炒りもの。
昼食
モチ米と春巻き。
夕食
小屋がけ食堂の鶏肉とカシューナッツ炒め、空芯菜炒め。

 

 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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