12月12日 金曜日 天気は晴れ
チェンマイのロングステイ下見ツアーの2日目。本日はチェンマイに長期滞在されている方から直々にレクチャーをいただくと言ったものである。どうしても、この手の依頼をすると言うのは気が引けるものである。どうしてもプライバシーに引っかかるようなことを交えなくてはならないし、レクチャーをするほうとレクチャーを受けるほうとでは、対等な関係になりにくい。それでも、無理を押して、2家族の方にレクチャーを引き受けていただいた。まったく、恐縮してしまう。それに大勢の人を相手にレクチャーをするのではなく、たった二人のために向かい合って話すのだから、気も使われたことであろう。
レクチャーをいただく中でも、話題として出たのが、アパート探しに関することである。どうもアパート探しである不動産業者を利用してトラブル(?)に巻き込まれかかってしまったと言った話が飛び出してきた。不動産屋に限らず、この土地で日本人相手に商売をしている人の中には、問題がある人がいるようで、これからチェンマイに来て暮らそうと思われている方は、くれぐれも相手が日本人だからと言って気を許すことないようにして欲しいものである。
この夫妻はインターネットを通じて申し込んだ日本のFと言う旅行会社の主催するパックツアーに参加されている。夫妻の希望でチェンマイで延泊を手配され、この期間に私が2日間お相手をしているのだが、明日以降のスケジュールを確認していて、ちょっと気になるところがあった。私と関係あるのは昨日と今日の2日間だけで、チェンマイKKトラベルの仕事として夫妻から直接依頼を受けてお世話しているので、このF旅行社とも、またタイ国内でのF社の代理店とも、私もKKトラベルもなんら関係がない。なので、明日以降のスケジュールがどのようになっていようが、私とは関係ないのだが、持ち前の「余計なおせっかい」が首をもたげてきた。明日は当初のスケジュール(最終日程表)では明日は午前中がフリータイムで午後からピサヌロークへ向かうものであったが、チェンマイで手配をしているB社のガイドさんが明日は午前8時にホテルへ迎えに来てピサヌロークへ向かうのだと言う。ピサヌロークで一泊した後、明後日はスコータイを見学をして、夜の飛行機でバンコク経由で帰国すると言うものであった。が、二点腑に落ちない。明日の午前中にピサヌロークに向かったら、昼にはピサヌロークに到着する。でも、ピサヌロークなどに早々と到着して、午後から何をすると言うのだろうか?更に帰国、バンコクではピサヌロークからの国内線から成田行きの日本航空への乗り継ぎ時間か2時間しかなく、この間の乗り継ぎに旅行会社のスタッフは立ち会わないと言う。海外旅行自体が初めてだという夫妻は、乗り換えの案内は日本語であるだろうかと心配している。が、そんなものはないし、まして国内線と国際線はターミナルが500メートルほど離れている。旅なれた人なら問題ないだろうが、初めての夫妻が乗り継げるのかどうか心配になる。とりあえず、万が一乗り継げなかったときには、バンコクの手配旅行会社へ至急連絡するように伝えたが、まだ夫妻は心配顔である。
夜になって、再度この夫妻に電話を入れて確認すると、明日の午後はスコタイの観光をすることになったと言う。そして明後日がフリータイムになったそうだ。なんとなく嫌な予感がする。儲けの薄いと踏んだチェンマイのB社が、明日中にスケジュールを終わらせたことにして、最終日はホテルにでも依頼して、空港送迎をさせて、旅行社のガイドさんと車を利用しなければ、日当やガイドさんの宿泊費も節約できる。そんなことなどされたら、この夫妻はますますバンコク空港での乗り継ぎが不安になってしまうであろう。
朝食
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昨夜の残りの炊き込み御飯。 |
昼食
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カムインハウスにて北タイ・オードブル、ソムタム、空芯菜炒め、鶏とカシューナッツ炒め。 |
夕食
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キムチ炒め、豚の生姜焼き。 |
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