旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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9月9日 火曜日    天気は曇り時々晴れ 午前と午後にまとまった雨

 体調は幾分持ち直している。本当に回復しているかどうかは分からないが、ワタノー学校の日だと思うと緊張感があるので元気になったような気もするだけかもしれない。昨日作成したたたき台に準じて、タイ語訳をつけていく作業をする。タイ文字でキーボードを叩くのはまるでトランプの神経衰弱だ。いったいどう言う順番でこのような文字配列になったのだろうか、、。

 地道にキーボード上のタイ文字を探しては打つ作業をしていると弁護士さんから電話が入る。今朝のチャーンプアク警察署へ行く時間に間に合わないと言う。なんだか別の問題にかかりっきりになっていて、午後にずれ込みそうだと言う。午後だったら私は同行できないので、今日のところは弁護士さん一人で処理してもらうことになる。これで、私は午前中いっぱい時間ができた。現在作成中のテキストの編集をもう少し手を加えてみよう。

 午後からのワタノー学校の授業。本日は出席率がよい。本日が今学期最後の授業なので、生徒たちにこれまで実施してきたテストの採点結果を返却する。実力のほどはともかくとして、ほぼ初期の目標は達成できたと思う。生徒たちは来週が学期末試験で、その後約一ヶ月の休みとなる。次回の授業は来月末である。ちょっと長すぎるよなぁ。この休み中に今まで習ったことを忘れてしまうのではないかと心配にもなる。生徒たちは盛んに「来学期もタローは日本語を教えに来てくれるのか」との質問を受ける。「たぶん、来るはず」とは答えるが、自信がない。と言うのも、学校との契約は一年間だが、このクラスを一年にわたって教えるとはなっていない。他のクラスを担当させられるかもしれない。授業後、職員室へ行って確認をしてみると、同じクラスをずっと担当するようにとの事であった。さらに今年1年に限らず、永遠にだと冗談とも本気とも取れるような回答を受けた。また、来学期からは、ボランティア資格ではなく、給料を出すようにするとの提案も受けた。いったいどれだけの賃金をもらえるのか知らないが、私のように日本語を教えるための資格など何も持たないものが、タイ国民の納めた税金で運営される国立学校から賃金などもらうのは筋違いだと思うし、それに私周辺で次々に浮上しては消えていくバブルのようなビジネス計画のどれかが突然開花したりしたら、責任をもって生徒たちに日本語を教えていくことができなくなってしまう。そのため、来期もボランティアの資格のまま、居座らさせてもらう。
 月末は職員たちの慰労会があるそうで、私はそこへの参加を招請される。チェンインホテルでの食事会らしい。また、来月には歓送迎会もあるので参加するように言われる。

 授業後、一部の生徒に補講を1時間ほど実施する。今日はミニバイクで通学してきたのだが、授業後に大雨になって身動きが取れなくなったため、生徒相手に補講をして雨がやむのを待つ。今日は朝方にもまとまった雨が降り、昼前後に晴れたかと思ったら、午後からまた雨になった。

 夕方、弁護士さんと一緒に、例のトラブル被害者のところへ行く。漸く保釈金が払い戻された。タイの役所もハンコ社会ならぬサイン社会で、保釈金の払い戻しにもずいぶんとあちこちのサインを取り付けなくてはならず、時間がかかった。が、これでこの事件も金銭的には一件落着である。あとは、相手側に「今後はコンタクトを一切取らない」との誓約書を書かせるだけだ。これも面倒な作業になりそうだが、、。

 夜、自分のホームページについている掲示板を見ると、トラブルについての書き込みがずいぶんある。放っておくとグチャグチャになってしまいそうなので、レスを入れておく。書き込みを読んで、私が知らないだけで、詐欺師側はチェンマイではその道の有名人だったようだ。怖い怖い。夜半にも雨が降る。

朝食
ご飯とキャベツ炒め。
昼食
パンのみ。
夕食

小屋がけ食堂のピータンのフライ入りバジル炒めライス。

 

 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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