9月9日 月曜日 天気は晴れ 午後一時にわか雨
朝、ムアンマイ市場に野菜の買出しに行く。タイは季節感の少ない土地ではあるが、市場ではちゃんと季節の旬と言うものがあるようだ、先日まで柿が売られていたのだが、1ヶ月ほどで姿を消してしまった。キュウリも前回来た時はキロ7バーツであったのが、今週は13バーツになっている。ホウレン草は探しても見当たらなかった。スーパーへ行けば、年中柿でもホウレン草でも売られているのだが、、、。果物ではソムオーと言うザボンのような巨大な柑橘類が山積みされて売られ始めている。そろそろ季節になってきたのだろうか。
今回買い込んだのは野菜だけではない。なんとカブトムシを一匹20バーツで買った。チェンマイのカブトムシは日本のカブトムシよりもかなり小さい。体長は5センチほどであろうか。特に頭のツノが小さく、短い。その代わり胸背面(クビ裏にあたる)のツノは長い。写真にでも撮ってHP上にアップしたいところなのだが、私の安物のデジカメでは接写もできないし、解像度も低いので、5センチほどのカブトムシの姿を写すのは難しそうだ。
で、このカブトムシはソムオーを売っていた露天で、ツノを毛糸で縛られ、サトウキビにとまらされた形で売られていたのだ。このサトウキビ付きカブトムシをぶら下げてビートルに戻る際に、路上清掃の係りの人にもう1匹別のカブトムシをプレゼントされてしまった。この市場には沢山の果物が取引され、売り物にならないものは捨てられたりするし、その果物の甘い臭いに誘われてカブトムシが集まってくるのか、果物にまぎれて農家からカブトムシも市場に運びこまれてしまうのかハッキリしないが、兎に角、カブトムシが結構この市場には生息しているのかもしれない。チェンマイの昆虫採取は森や林ではなく、市場でやるものなのかもしない。
売られていたカブトムシは全てオスであった。もらったものもオスであった。メスのカブトムシは売り物にならないのだろうか?日本でならペットショップあたりでツガイにして売っているのだが、、、やはりツノのないメスは見た目にゴキブリの親玉みたいな姿形なので人気がないのだろうか?まさか、メスのカブトムシは食品として美味しいので、市場でも昆虫系食品売場で売られているということはないだろうが、、、チェンマイでは食用の虫も沢山売られている。コオロギ、タガメ、カイコ、カミキリの幼虫、バッタ、蟻の卵、、。
午前中の内に入国管理事務所に出頭する。私の観光ビザでのタイでの滞在期間が明日で満了してしまうから、オーバーステイになってしまう前に、滞在許可の延長申請をしなくてはならない。チェンマイでの滞在も17ヶ月になり観光ビザのような短期滞在観光客用のビザでも、滞在延長を認めてもらえるかどうかちょっと心配であった。しかし、あっけないほど簡単に滞在延長が認められた。滞在延長申請理由も、'I wish to stay more with my family'と言ったたった一行の中学1年生英文だったのだが、、。しかも、延長は30日も認められ、さらに再延長も可能だと言うではないか。以前のビジネスビザよりも余程融通が聞いている感じだ。
午後、多摩クラシックモーターサイクル会長のAchao氏が週末にチェンマイに来られるので、ホテルの予約をしに行く。前回はアパートから比較的近い東京大酒店(TOKYO HOTEL)の予約をする。1泊450バーツ。安くはない。チェンマイにはもっと安いゲストハウスなどもあるのだが、でも、やはりホテルが快適であろう。部屋は薄暗くても、プライバシーが保てるのだから、、。ついでに私が推薦していたチャーンプアクホテルもチェックしてみる。昨年末に確認した時は、1泊400バーツだったのだが、今は600バーツになっていると言う。割り引いても550バーツで朝食付きだそうだ。最近は客が増えているので強気になったのだろうか、、。
夕方、バンコクの事務所からパソコンが不安定になっているとの連絡が入る。ちょうど先週私がネットワークカードを埋めこんだりしたパソコンで、私がイジクッタせいかと心配になったが、症状を聞くとどうもメモリーの問題のようだ。もし、明日になってもトラブルが続くようならば、明後日にでもバンコクへ行こうかと思った。エクセルでの自動見積プログラムもほぼ完成したし、こんどは社内の資料をデータベース化することに取り組んでみたいので、近いうちにまたバンコクへ行こうと思っていたのだ、、。さて、明日どんな連絡が入ってくるだろうか?
朝食
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ロールパンと粉末のコーンスープ。 |
昼食
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アパート前のフライドチキンとモチ米。 |
夕食
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小屋がけ食堂にて、空芯菜の炒めもの、タイ式オムレツ、クオッティオ幅広うどんの炒め物を買って来る。 |