旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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7月8日 月曜日    天気は晴れ ときどき曇り

 いつもよりもバスは少し遅れているのだろうか、ランシットに着いたところで午前6時半近くになっていた。ここから市内バスに乗ってお母さんや義姉たちが泊まっているラマガーデンホテルに向かう。このホテルはドンムアン街道沿いにあって、団体客を引率して泊まった事もあるのだが、市内バスで行くのは初めての経験である。バスの車掌さんにラマガーデンホテル近くで降ろして欲しいと言っておいたのだが、降ろされたのはラクシーであった。確かにラクシーはラマガーデンの近くではある。日頃はバスやタクシーなど時速100キロほどでドンムアン街道を走っているから、ラクシーの立体交差を過ぎてすぐだったと私も記憶していた。しかし、歩いたら遠かった。45分もかかってしまったし、距離は3キロ近かった。やはりホテルの入り口を確認してから降車のベルを鳴らすべきだったと反省した。

 昨夜から泊まっているお母さんの部屋にもぐり込み、優泰が起きるのを待って朝食にする。今回は特別な計らいで、ラマガーデンホテルの新館に泊めてもらった。この新館は素晴らしい造りである。部屋の入り口付近はチークであろうか、フローリングになっている。ベッドなど部屋の中心部はカーペット敷きであるが、カーペットの清掃も行き届き、清潔感がある。バンコクのホテルでは、カーペットが汚く汚れていて、ジットリと湿気を含んでいるところもあるからカーペットの部屋は要注意だったのだが、これならGoodだ。部屋も広いし、バスルームはバスタブが庭を望める大きな窓に平行して置かれ、風呂に入りながら広々した庭が眺められる。庭にはミニゴルフ、プール、テニスコース、ジョギングースが見えた。後で確認した事だが、サッカーグランドまであった。朝食のバイキングは本館のコーヒーショップであったが、この内容も良かった。基本的には西洋料理風のアレンジであるが、バラエティーも素材も良い。タイでは高級なチーズや生ハムなども豊富である。タイに来て以来ほとんど口にしていなかったブルーチーズやカマンベールチーズも食べられた。モーニングステーキにタバスコを振って食べる。焼き立てのフランスパンにナイフを入れて好きなだけ切れる。切り口から湯気が上がる。とても贅沢な気分に浸れる。

 朝食後、子供たちを連れてサイアムパークへ遊びに行く。お母さんと義姉はバンコク市内へ出て、タイシルクの老舗ジムトンプソンへ買物に行かせる。ここのインテリアフロアーには韓国人女性がマネージャーをしているから、ここに行かせておけば、財布の中身以外の心配をする必要がない。

 サイアムパークでは、まずはじめに子供たちを怖がらせようと、前回優泰と行って、優泰が恐怖で泣きべそをかいた恐竜感へ行ってみた。しかし、子供たちはほとんど怖がらない。私も優泰も前回のような迫力を感じられない。何故かと思って良く考えたらば、前回は無用な照明が消されていて、恐竜だけが闇に浮かび上がっていたのだが、今回は要らない照明までが点いてしまい舞台裏まで見えてしまっていた。

 プールで2時間半ほど過ごして遊ぶ。半分くらい私も付き合ったのだが、途中から子供用プールでの鬼ごっことなったので、私は木陰に入って見物だけさせてもらう事にした。午後からは遊園地で遊ぶ。子供たちの年齢が6歳から15歳までと広いので御守りをするのも大変だ。特に遊園地では、小さな子供が乗れないもの、小さな子供しか乗れないものとあって、どれに乗せるか迷ってしまう。今回私は15歳の子供とループスクリューコースターと言った途中で宙返りするジェットコースターに乗ったのだが、日本でなら乗るのに行列ができそうなものなのに、乗ろうとする人がいなかった。係員は「6人集まらなきゃ運転しない」とまで言う。しかたなく、遊園地に遊びに来ていた高校生くらいの女の子のグループに声をかけて、一緒に乗ることができた。この閑散とした巨大遊戯施設。将来は決して明るくないかもしれない。ジットコースターだけでなく、プールだって何だってお客がほとんどいないのである。

 サイアムパークからの帰り道で雨になった。雨量は大した事はないのだが、午後4時と言う嫌な時刻とかさなってしまった。チェンマイでもそうだが、バンコクも私立学校の生徒を中心に、親が自動車で子供を迎えに来る。その下校時刻が4時なのである。車の渋滞にぶつかってしまい、身動きが取れなくなってしまった。たった15キロほどの道程に1時間半近くかかり、5時過ぎにようやくホテルに到着できるありさまだった。

 今晩午前1時過ぎの飛行機で、優泰とお母さんは韓国に向かう。空港に迎えに行くまでの間、優泰をホテルのベッドに寝かせる。義姉たちも明朝午前6時の飛行機に乗るので、午前4時前にはホテルを出発しなくてはならない。今晩は早めに夕食を食べようと思っていたが、皆こんばんは夕食を食べないのだという。しかたなく私も部屋にサービスで入っていたフルーツを食べる。このフルーツもバラエティーがあった。バナナ、ファランと呼ばれる大きなグアバ、釈迦頭、ミカン、リンゴなど、ひょっとしてこれは誰かからの差し入れではないかと思ってフルーツバスケットの周りにメッセージカードがないか確認したが、ホテルのウエルカムカードだけであった。

 深夜11時にお母さんと優泰を見送りに空港へ向かう。この時間帯の空港は韓国人団体観光客でいっぱいである。午前1時から2時過ぎにかけて韓国行きの飛行機が何本も出ている。大韓航空が釜山行きを含めて3本、アシアナ航空、シンガポール航空、さらにタイ・オリエント航空まで飛んでいる。さて、この経営不振で航空便の運行を停止していたと思っていたタイ・オリエント航空が、国際線でカムバックしていたとは驚きである。先日、中華航空の使い古しのジャンボ機を購入する予定だったのが、中華航空での最後のフライトで台湾海峡に墜落させてしまったばかりなのに、どこから代替機用意したのだろうか?まぁ、以前にもドンムアン空港の片隅に古ぼけたジャンボ機を駐機させていたから、一機は確保していたのだろう。

朝食
ラマガーデンホテルの朝食。
昼食
サイアムパーク内のカフェテリアでホットドック。
夕食

深夜のドンムアン空港近くのコンビニで買ったカップラーメンを寺の境内で蚊に刺され、犬に吠えたいられながらすする。お母さんと優泰には空港ターミナル内のバーガーキングでハンバーガーを食べさせる。

 

 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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