旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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2月8日 日曜日    天気は晴れ 夜少しだけ雨

 花祭りの最終日。祭りのパレードはターペー門周辺だが、期間中の祭り会場はワタノー学校前の堀沿いでもある。そのため補講に向かおうとしたら、学校前で大渋滞に巻き込まれてしまった。渋滞のためか生徒たちも大分遅刻してきた。生徒たちの通学の足は乗合のピックアップトラックである。これは路線バスではないので、行き先も料金も乗ろうとするお客と運転手の考え次第である。が、こうして渋滞する場所へは当然ながら運転手は行きたくない。そのため、生徒たちはなかなか学校へ向かえなかったようである。

 9時から1時まで補講を実施、それからK.K.トラベルに入って、カウンターを守る。チェンマイを個人旅行する旅行者にとって曜日と言うものはあんまり関係ないのだろうが、それでも日曜日というのは関係あるのだろうか、カウンターを訪れるお客さまの絶対数が少ない。カウンターのスタッフ3名はカウンターに臥せって眠りこけている。のどかな昼下がりである。ミャンマー人の女中が「タロー、何食べるか」と聞いてくる。彼女はミャンマーのタイヤイと言う民族の出身で、チェンマイのタイ人たちとは比較的近い言葉をなすのだが、私には彼女が話す言葉の半分も理解できない。私にはもともとタイ語の単語力がないというハンディキャップがあるので、変わった発音をされるとチンプンカンプンである。タイ人はよく、日本語で「さしすせそ」のサ行の音が「チャ、チ、チュ、チェ、チォ」と拗音化してしまう特徴があるが、タイヤイの彼女は逆で、チャの音がサ行の音に変化してしまう。タイ語で「どうぞ召し上がれ」を「チョーン、ターンカーウ」と言うのだが「ショーン、ターンカーウ」となってしまう。この程度なら毎度聞いているから慣れたが、ちょっと聞き慣れないことなどを話されたりすると、もうお手上げである。

 6時半過ぎにタイ航空日本支社に長年勤められていた方とお会いしてお話をする。ほとんど情報交換のようなお話で、話題の中心はロングステイについてや、チェンマイの観光業についてであった。それぞれ、現在置かれている現状での問題点の洗い出しと、その対応策について意見を述べあってみる。さすがにタイ航空に長年努められていただけあって、タイへの愛着が強いようで、その感覚は私も共感するところが多かった。そして、ロングステイについても、フィリピンの二の舞にしたくないと力説されていた。フィリピンの場合、結局裏で手を引いてお金を巻き上げているのは日本人で、チェンマイにはそうなってほしくないと仰られた。まったく私も同感である。
 話はダイヤモンド・リバーサイド・ホテルのコーヒーショップでしていたのだが、まったく蚊の多いコーヒーショップで高だか2時間ほど座っていただけて、数え切れないくらい蚊に食われてしまい、スネが痒くて仕方がなかった。

 帰宅前にソウルガーデン・レストランへ韓国語メニューの日本語・英語・タイ語の3カ国語訳を持参する。ただし、訳にあたっていくつか料理の内容について確認し切れなかったものがあり、その確認をする。韓国で使われる文字ハングルは便利なようで、もともとが表音文字のため、正しい綴りがどうなるのか分からないものがいくつもある。鍋料理を意味するチゲについても、私の辞書には"jigae"とハングルで記述するようになっているが、店の人は"jige"だと言う。まぁ、注文主がそう言われるのだから、それに従うのが得策であろう。翻訳のお礼と言うことで、ビニール袋いっぱいのキムチをもらってしまった。私はもともとキムチなど好きではないし、生のニンニクなど食べるとひどい下痢をしてしまうタイプなのだが、そんなことは店に人に言ったら失礼にあたるので、「お礼をもらう為にしたのではないから」と辞退しようとしたが、聞き入れてもらえず、ミニバイクの前カゴにギューギューねじ込まれてしまった。帰宅してみると、無理に押し込まれたため、ビニール袋に穴が開き、キムチの汁が滴り落ちているではないか、哀れミニバイクの前部はキムチ汁まみれになってしまっていた。

朝食
雑穀米と炒りタマゴ。
昼食
パッタイ。
夕食
雑穀米とアスパラガスの炒め物。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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