午前中にワタノー学校にて日本語の課外授業をおこなう。本日は会場を学食に移して実施する。テキストも第二課に入り、挨拶の言葉と数字の数え方が出てくる。挨拶については、ロールプレーを実施してなるべく楽しくなるように試みる。先週は発音練習を中心にしてきたが、やはり「きゃ・きゅ・きょ」の発音が上手くできない生徒がいる。「ひゃく」と発音すべきところが「はやく」と発音してしまう。たぶん、これはタイ文字からのマジックが影響しているように思える。タイ語では子音文字がたくさんあるが、子音文字単独で存在しても、子音の音としては単独で存在しないため、H+YAKUと言う発音をしようとしてHA+YAKUになってしまったものと思われる。また、音だけから発音しようとするとHIA+KUと言う形になってしまいがちだ。
本日受講した生徒にムーウアンという名前があった。日本語に直訳すると「太った豚」である。この名前の持ち主は女子高生であるから、本人は相当この名前を気にしているだろうと思ったが、しかし、実際には当人はむしろガリガリと言ったほうが適当なくらい痩せている。もちろう、ムーウアンなどと言うのはニックネームに過ぎないのだが、いったい誰がこんな名前を付けてくれたのだろうか?タイ人のニックネームはなるほどと思うものが多いが、時々このようにどうしてと思えるものもある。動物の名前を使ったニックネームには他にも主なもので、ガイ(ニワトリ)、クン(エビ)、メオ(ネコ)、ノック(鳥)、プー(カニ)などさまざまある。
挨拶言葉から進めて、数字の数え方までやってしまうことにはちょっと時間的に無理があったようで、数字も万の単位までが含まれる。1から99まではそれほど無理が無いのだが、100を越えると不規則なものが出てくる。300が「さんひゃく」ではなく「さんびゃく」になったり、800が「はちひゃく」でなく「800」になったり、1000は「いちせん」でなく、ただの「せん」なのに万の単位には「いちまん」と1をつけなくてはならない。また、21100は「にまん・いっせん・ひゃく」と千の単位にも1がつき、百の単位にはつかない。覚えてもらうしかないが、覚えにくいだろうなぁと気になる。
午後から体調が急激に悪化する。どうやら風邪の症状らしい。昼過ぎからベッドに入って起きられなくなる。
朝食
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紫米入りのご飯に白菜の味噌汁、もらい物のチャプチェと言う韓国風春雨(緑豆で作ったものではない)炒め。 |
昼食
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チンゲン菜と豚肉の餡かけやきそば。 |
夕食
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タイ製の袋入り即席麺。 |