旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

１１月５日　水曜日　　　　天気は晴れ

　やはりJTBは世界最大の旅行会社だけのことはある。と昨日この公開日記に書いたところで、本日は少々厄介な問題が発生。手配依頼したグランドキャニオン日帰り観光が、「５人集まらないと催行しない」ので、現状では催行されるか分からないとメールで知らせてきてくれた。申し込みをしたウェブページ上では「２名様より催行」とあったので、安心していたのだが、、。送られてきたメールによると「航空会社の都合」と言う事らしい。そしてウェブページをもう一度よく見てみると、「２名様以上でも航空会社の都合によりすぐに回答が出ない場合があります」と書かれているではないか。すぐに回答が出ないと言うのは、回答が遅れると言う意味だけではなく、「催行しないかもしれない」と言う意味も含まれていたのかもしれない。チェンマイから出発する日も近いので、代案のオプショナルツアーを探さなくてはならないかもしれない。頭の痛いところである。タイムリミットはこの日本人グループがチェンマイを出発する来週の水曜日の昼までである。

　朝一番に、東京のKトール君から電話がある。「来週早々に友達連れてチェンマイ行くけど、、、」と言う。本人は先日会社を辞めて、次の会社に移るまでの期間を利用して１０日間ほどの旅行を計画しているらしいが、友達と言う人にはチェンマイでタイ料理の修行をさせるのだそうだ。で、「友達は金があまりないからさぁ、高い飛行機乗れないのよ」と言う。そのクセに、チェンマイ滞在中にサムイ島へ遊びに行くのだという、、。いったい懐具合の心配が必要なのか必要でないのかよく分からない。
　なお、このKトール君から、「最近なんかぁ日記が手抜きじゃないのぉ」と指摘される。指摘ごもっとも、このところ毎日のように朝から晩まで旅行会社に詰めているため、自分の時間がほとんどない。それは日記を書く時間がないと言うことだけでなく、書くべき内容もないと言うことも意味する。旅行会社で起きる出来事など、日記に書いても仕方ないし、チェンマイての生活感がちっとも漂わない。日記の書き方も改めなくてはいけないかもしれない。

　その旅行会社のカウンターで午前中いっぱいの時間を使ってメールの返信を書く。よほど急ぎのメールでない限りほとんど「忙しい」ことを理由にして、返信を書いてこなかった。日記の件と合わせて、誠意のない態度を改めるために、三週間近く溜まっていたメールに対して一通一通返信を書いていく。たっぷりと時間がかかったが、いただいていたメールの大半に対して返信を送ることが出来た。あとは、掲示板に書き込みをしてくださった分に関してのレス付けである。これは明日以降に持ち越しさせてもらおう。

　夕方からワタノー学校へ日本語の補講をしに行く。先週の日曜日に休講した分で、ワタノーの生徒に対して補講の補講をする。その席で、またも新しい受講希望生が現れる。日本語を習いたいので一緒に学ばせてほしいという。しかし、日本語は初めてだというし、今の補講にいきなり入ってもらっても、とてもついて来れないだろう。本当は今月からユッパラート学校でも補講を開始しようと思っているので、そちらに入ってほしいのだが、本人はワタノーの仲間と学びたいらしい。仕方がないので、当面この新入りのためのスペシャルを組んであげるしかなさそうである。とりあえずは、本日の補講を聴講してもらう。

　夜、旅行会社からアパートへ帰る際に、ミニバイクのフロント・バスケットに入れておいたヘルメットがなくなっていた。私が高校生だった頃は、ヘルメットをよく盗まれたものである。ちょうど原付もヘルメット着用を義務付けられ始めた頃で、キーを付けておいても盗られた。チェンマイもヘルメットの義務化が実施され、しばしば取り締まりもおこなわれているが、まだまだ未着用者は多い。それにチェンマイでヘルメットなど盗むような輩はいないだろうとタカをくくっていたのが間違えだったようだ。やっぱりチェンマイでも盗る奴はいるのだと了解してしまった。明日にでも新しいものを買わなくては、、。　

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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