旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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HPご意見メール

7月4日 日曜日    天気は晴れ、ときどき雨

 このホテルの朝食、品数は多くは無いが、日替わりで料理内容がチェンジされていることに気が付く。そのため、今日で3日目ながら、飽きることが無い。朝食を食べているお客さんを見ていると、中国系の観光客が多い。日本人の観光客も多く見かける。最近は中国系の人か日本人かを服装から判断するのが難しくなってきている。特に若い女性は服装だけ出なく、化粧まで似ているので、言葉を発しない限りどっちだかわからなくなっている。10年前だと、両者の違いは歴然としたものであったのだが、、。そうそう、さらに韓国人も似てきているので、三つ巴になって難しい。

 プーケットへ来てから朝夕の日課になっているインターネット・ショップ通いも、これで最後となる。1分間3バーツとずいぶん高い料金だったが、こちらも自衛をして、ネットに接続するのはメールの送受信だけとして、メールを書くこと自体はホテルの自室でおこなってネット・ショップ利用時間を10分以内にするよう努力してきた。それも、今日限りである。ところが、メールを受信し始めると、次々にウイルス警告が作動する。従来迷惑メールはこのチェンマイ通信用に集中しており、迷惑メールの大半が、くだらない通信販売や「出会い系」であったのに対し、今朝からはK.K.トラベルへの「攻撃」である。ウェブメールからの発信のため、誰がどの様に送ってきているのかわから無いが、本文の無いウイルスメールである。こちらのメールアドレスはK.K.トラベル利用者くらいしか知らないはずなのに、どうしてこのような事態になってしまったのだろうか?困ったものである。

 昼にチェックアウトし、夕方のフライトまで時間が十分にあったので、ワゴン車を雇ってプーケット島内観光にでかける。と言ってもプーケットのどこへ行ったら良いのかも見当がつかない。有名な観光地ではあるが、どこもここも人造の観光施設ばかり、水族館やなんとかショーなど、実際にはどれもお金を払ってまで見学したい場所ではない。特に義姉たちなどは、このような施設を大して喜ばない。基本的にはフライトまでの時間つぶしが出きれば良いだけなのだが、かと言ってホテルの部屋を延長利用するのも馬鹿らしい。今回の利用した部屋は、予約が入りにくかったこともあり、身分不相応のスイート・ルームである。宿泊料だけで1泊5千バーツほどであった。この部屋を暇つぶしの為に延長するのは、どう考えても不経済である。
 結局、島の南端部にあるヨットハーバーのある海岸ぶちにある簡素な、それでいて団体観光客向けのシーフード・レストランへ案内された。昨晩に続き、またツアー客用の施設かとうんざりしたが、思い出してみると、今から10年ほど前にもこの食堂に案内されたことがあった。その当時と海岸沿いの景色はほとんど変わっていない気がする。店もそのままだったらしく、店内だいぶくたびれている。もっとも、メニューにある料理の代金は妥当な金額であり、昨晩の二の舞は避けられそうである。味付けもちょっと辛さが足りなかったが悪くなかった。

 食後、岬の上にある展望台のようなところへ案内された。今日は良く晴れていて、海の色が大変美しかった。ここにも中国人系の団体客が沢山来ていて、椰子の実ジュースなどを飲みながら写真を撮り合っていた。優泰は展望台に続く階段で針金細工をプーケット旅行の思い出として買った。針金で器用にこしらえたハーレー・オートバイのミニチュアである。買ってもらったことが嬉しかったのか、岬を出てワゴン車の中でもそれで遊んでいた。

 次にどこへ行くかと言う段で、プーケット・タウンへ行くのが良いとのアドバイスを受ける。そう、南中国風の街並みを残すプーケット・タウンも観光先として悪くなさそうである。ワゴン車は街の真中に差し掛かってきたが、外は晴れて暑そうである。こんなところで「じゃあ、街歩きでもしましょうか」などと提案したら、大ヒンシュクを買いそうで、ドライバーにどこか適当なところは無いか、と相談したら、「真珠屋に行こう」と言う。もう、プーケットではさんざんに真珠の売り込み攻撃を受けているので、義姉たちから即刻提案が却下され、郊外のスーパーへ行くことになった。

 空港には6時前に着き、そこで義姉たちと別れる。私たちも搭乗ゲートへ向かい、18:55発のタイ航空に乗り込む。満席であった。

 バンコクからは汽車でチェンマイへ戻る。空港前の駅から相当にクタビレタ寝台車に乗りこんだが、乗りこんですぐにプーケットの岬で買った針金細工がなくなっていることに気がつく。優泰が手に持って持ち歩いていたのでどこかに落としたのだろう。思い出として買ったのに、あっけないものである。

朝食
ホテルのバイキング。
昼食
海岸沿いの食堂にて空芯菜フライのヤム、カニのカレー炒め、グリーンカレー、豚肉のフライ、五目野菜炒め。
夕食
バンコクの空港内にあるタイ料理レストランにて、豚挽肉のバジル炒めなど、正直なところ美味しくない。そして、えらく高くてがっかり。

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(2015年5月からのブログ)

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