旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

２月４日　火曜日 　　　天気は晴れ　　 　

　朝９時にビザの件で、宗教関係者とアポイントを取っていたのだが、すっぽかしを食ってしまった。早朝にサッカーへ出かけて戻ってきていないという。しかたなく、預けておいたパスポートだけを返してもらって、すごすごとアパートへ引き上げる。パスポートを預けて１０日たったが、特にパスポート上で何か作業をしていた形跡はない。

　今日も、１日中パソコンに向かって、依頼されているホームページを作る作業をおこなう。先日作成した地図の仕上がりがどうにも気に入らない。道路などをフリーハンドで書き込み、データが重くならないように、解像度を落とし、さらにJPEGファイルにしたのだが、色合いも悪く、ゴチャゴチャと汚い印象を受ける。とても、商用に適さないと判断して、新しく、トレッキングルート用の地図も作成して加え、 作り直すことにした。ところがこれがとんでもなく大変な作業で、断続的な作業であったが、深夜遅くまでかかってしまった。仕上がりは前回よりもだいぶ綺麗になった。ファイルの重さも以前よりも軽く、ストレスなく開けるようになった。

　１日中パソコンに向かったままで、他に何もしていなかったので、この日記に書くべきことが何もない。唯一、バンコクの旅行会社から、来週チェンマイへ入ってくるグループのコーディネート依頼の電話を受けた。正直を言うと、私としては、もうこの手の依頼は断りたいと考えていた。コーディネートを引き受けても、なんら見返りがあるわけではない。交通費や通信費を含めて、諸経費はすべて自腹を切らされ、数日間拘束され、気を使うだけ、さらにコーディネーターでありながら、ツアーのアレンジに関して、意見を述べることもできない。この日記にも何度も書いてきているが、お客様の扱いも２０年も昔の団体観光客扱いからちっとも進歩していない。ストレスは溜まるし、財布は軽くなるしで、もう嫌なのだが、依頼してくるのは、恩義のあるH部長の奥さんだから仕方がない。

　本来、優泰の学校の授業料を一ヶ月前までに払っておかなくてはならなかったのだが、恥ずかしながら、お金の持ち合わせがなく、いまだに払え切れていない。今学期分の残り７万２千バーツをいまだに工面できていない。私の手持ちの現金は、その３分の１にしかならない。早く日本に帰って、定期預金を崩してこないと、来月には生活費すらなくなってしまいかねない。ちょっと悩んだが、お母さんの銀行口座を取り崩し、そこから借金をすることにする。チェンマイは物価の安い土地ながら、日本人(外国人)の子供の教育費に関しては、とても高い。毎月平均すると、子供関係は、授業料、送迎車代、補習校、昼食代、教材、家庭教師などなどで３万バーツ程度を出費していることになる。こちらの日系企業の現地採用組の月収に相当する。夜、優泰が「ハイスクールまでインターナショナルスクールに通いたい」などと言う。子供が言うことだから自由だが、あと１０年もこんな調子で、教育費がかかったら、私は明日にでも交通事故で死んでしまって、生命保険を受け取るしかなさそうだ。それとて、学費ですべて消えて、生活費の足しにもならないだろうが、、。オソロシや恐ろしや。早くホームページ作成の作業を仕上げて、目指しているビジネスをスタートさせよう。そして生活を安定させなくては、、。あぁシンドイ。

前日へ　　翌日へ

メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

チェンマイ帰り就活日記

求む！ピョン子の情報