旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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9月3日 金曜日    天気は晴れ 夜に雨  

 昨夜は全身のカユミがひどく、ほとんど眠れなかった。しかし、これも良く解釈すれば、いままで麻痺していた部分に血が通い始めたためではないかと考え、風呂へ行って浴槽に水を貯め、水中マッサージを深夜1時間ほど施してみる。その甲斐があったのか、今朝になると身体のムクミもほとんど消えて、全身が紫色だったものが、火傷直後のような真っ赤かに変わった。皮膚の爛れもだいぶ良くなった。

 本日は日中の大半、K.K.トラベルでは近所の電気工事の関係で停電である。開店休業、私も心置きなくサボって病院へ行ける。朝一番にチェンマイ大学病院の特別病棟に入り、順番を待つ。早く行ったこともあり、30分ほどの待ち時間で順番が来た。
 私の経過を聞いた女医さんは「ムクミはだいぶ取れたみたいですね」と言われた。私は全身が痒くてしかたがないと訴えたのだが、「あと5日くらいでしょう」とカユミに対してはあまり気にかけてくれない。このカユミのため夜も寝られないのだが、、。ムクミが治り始めるにつれて、皮膚の収縮が始まり、肌が乾季の田んぼのように、ひび割れた感じになって、デコボコになっている。また、見かたを変えると、ヒキガエルとガラパゴス・ゾウ・ガメの皮膚の感じを足して2で割ったような感じで、醜い。女医さんはこちらの方を気にして、肌につけるクリームやローションを配合してくれた。
 それから、シャワーをする際に、温水と石鹸の使用を禁止された。身体もゴシゴシ擦ってはいけないと言う。私は身体が痒いものだから、1日に何度もシャワーを浴び、爛れた皮膚が裂けるのではないかと思うくらいゴシゴシとナイロンの手ぬぐいで擦っていたのだが、それは良くないことだったのだそうだ。

 診察は午前中に終わり、本日もラオスでのビザツアーに関するトラブル処理についてツアー主催元と善後策を協議する。しかし、情報があまりに断片的過ぎて、しかも辻褄の合わないことばかりが多く、一体ラオスでどのようなビザが発給されたのか、どうして希望通りのビザが取れなかったのかはっきりしない。現地側では「領事館の判断だから」で済まそうとしているが、代金をいただき、ビザ取得を目的としているツアーで、そんなのは通用しないと言うことが、理解できないらしい。主催元の旅行会社のマネージャーも頭を抱え始めた。
 折悪しく、今月中にも別のお客様がこのビザ・ツアーに参加される予定になっているのだが、マネージャーは今回のことでナーバスになり、目的地をラオスからマレーシアへ変更した方が無難ではないかなどと言い出す始末である。

 昼に帰宅し、ベッドに横になる。病院へ行ったり、アレコレと飛びまわって、クタクタである。K.K.トラベルに電気が通じるようになる4時頃までベッドに横になって過ごすつもりでいた。ところが、緊張感が緩むと同時に全身のカユミは活発化して、寝不足を補える状態ではない。せめて横になって身体を休めるのが関の山である。
 そうした中、同じアパートに住む人が私を訪ねてきた。「部屋の雨漏りが酷くて、、」と言われる。これは以前から何度も聞かされてきた話で、何度かアパートの管理事務所にクレームを入れてあげたことがあるのだが、今日はそのクレームの代弁の依頼ではなく、「もう、我慢なんないから、このアパート出ていくことにしたよ」と言われる。まぁ、ご自身が我慢ならないなら仕方ないとは思う。私も疲れているので「そうですか、残念ですね」と答えたのだが、「でもさぁ、契約期間半ばでしょ、今出ていったら敷金返してくれないジャン」「でも、オレ、絶対に、取り返したいから、事務所とケンカしてでも取り返したいわけ」と、ちょっと身勝手かなぁと思われる節を述べられていた。入居時や、契約の更新時に何度も言葉がわからないからと立ち会ってあげたことがある。しかし、今回は、「オレ、言葉できないジャン、だから代わりに事務所とケンカしてクンナイかなぁ」と言われた。私はちょっと眩暈を感じた。
 「私たちはチェンマイを出ていく身ですが、ここのアパートには購入物件もあり、その管理などで、事務所とは今後とも穏便な関係でいなくてはならないんですよ、モメゴトに荷担するのは、お断りさせていただきます」と、依頼を断った。「なんだぁ、ダメなのぉ」と言いながら、部屋から出ていかれたが、私としては、またもグッタリと疲れてしまった。

 4時少し前にK.K.トラベルに入り、仕事の整理をする。現在のところ、K.K.トラベルで私の後任者がいるわけではないので、引継ぎ事項を整理すると言うより、いなくなった後にチェンマイへ到着されるお客様に以下に不便をかけずに済ませる方法がないかと、やり方を考えたりする。しかし、妙案などと言うことはありえそうに無い。最終的には帰国後の日本から一つ一つ指示を出さないと、安心できそうにない。
 ラオス・ツアーへ行かれたお客様は、3時過ぎにチェンマイへ戻られているはずなのだが、5時を過ぎても連絡がつかない。ラオス航空へ確認すると、無事にチェンマイに到着しているはずだと言うのだが、、。本日も帰宅は8時過ぎになる。今晩も身体が痒くて眠れない。

朝食
ご飯と炒り玉子、温野菜、インスタント味噌汁、瓶詰め。
昼食
日本製明星中華三昧四川風。
夕食
ご飯にアスパラと鶏肉の炒め物、白菜のスープ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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