3月3日 日曜日 天気は晴れ
今朝もまだ優泰のことでモヤモヤしていて、優泰と一緒に食事をする気になれず、優泰とお母さんが朝食を食べ終わったのを確認してからベッドから起き出す。3日もモヤモヤが続くと言うのは私としては異例の事だ。
朝食を食べてもすっきりしないし、アパートの部屋にいるのも息が詰まりそうなので、ビートルの洗車をする。このところずっと雨が降っておらず、空気が乾燥している。そのため埃っぽいし、先週は補修で修理工場に入れて、工員さん立ちの油にまみれた手垢がベタベタと付着している。水かけて、石鹸でゴシゴシ洗い、雑巾で磨く。ビートルが綺麗になっていくとともに、気持ちの上でのモヤモヤも少しずつ減っていった。
ようやく、すっきりしかかってきたところで部屋に戻る。が、部屋へ戻ると優泰は同じアパートのノートの部屋へ遊びに行って留守にしていた。まぁ気持ち良く昼食が食べられるようにと、私がタイの明星三昧即席麺でタン麺を作る。また、表通りから焼きイモも買ってくる。そうして、なんとか3人で顔をそろえて食事をする事ができた。しかし、肝心の優泰本人はちゃんと反省しているのだろうか、、。なんとなく、「あーやっと、お父さんの怒りが静まった」とでも感じているのではないだろうか、、。
午後もビートルと付き合い、ブレーキのアジャストをする。ジャッキアップして車輪をひとつずつ確認すると、ブレーキの締め付けがまちまちであった。中にはブレーキがロックしたものまである。これじゃあライナーが痛むはずだ。取りあえずは、ブレーキの効き具合を4輪とも均一化しておいた。まだ、ブレーキの効きが今ひとつなので、もう少し調整が必要なようだが、以前よりも良くなった。こんな事をしていると、なんか私はこの土地でちゃんとした職人意識のある自動車工場を始めたら、日系企業などから自動車整備の仕事が取れそうだと思った。
夕方、リンピンスーパー近くのブタ鍋屋(コリアンバーベキューとある)で夕食を取る。優泰がここで食べたいと言い出したのだが、お目当ては食事よりもここの遊具施設である。優泰はこうした場所で、タイの子供たちと一緒に遊んでいるときの表情がとても溌剌として見える。言葉も良くわからない学校の授業。帰ってからも宿題や日本語の補習など、優泰も6歳と言う年齢にはちょっと重たいストレスがあるのだろう。本当は、ストレスなど感じさせないようにノビノビ生活させたいと思ってチェンマイに来たはずだったのに、いったいどこで狂ってきてしまったのだろうか。
朝食
|
フランスパンに玉子や野菜を挟んで食べる。
|
昼食
|
タイ明星の即席麺「ZANMAI」を使ってタン麺を作る。一般の即席麺の約倍の金額はするが、それだけの味はしており満足。
|
夕食
|
ブタ鍋屋でブタ鍋バイキングの食事。
|
前日へ 翌日へ
|