旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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6月3日 火曜日    天気は曇り 夜に大雨    

 インターネットの調子の悪さは今朝も続いている。お母さんが日本へ一時帰国するための航空券で飛行機代を節約をするために溜まっている航空会社のFFPを無料航空券に交換しようと考えていて、先週ネットで空き情報を確認していた。スケジュールを確認していざ予約をしようという段になってネットに接続できなくなってしまった。そして今日、再度空き情報を確認すると既に満席になってしまっていた。

 午後からのワタノー学校の授業の準備をし、今日教える内容のテキストをプリントアウトしていたら停電してしまった。アパートの電源の点検のために電気の供給を停止したそうである。しかも停電は30分も続いた。忙しい時に限ってこういうことが発生するもので、これから本格的雨季を迎えて、停電にはまた悩まされそうだ。ネット環境の悪さにたまりかねて、アパート1階にあるインターネット屋からLANケーブルを10階にある我が家まで引き込んでもらうように依頼する。これで電話線による切断のトラブルからを回避できると考えた。しかし、インターネット屋へ行ってみるとそこの主人が頭を抱えていた。さっきの停電でサーバーに入っていたLAN利用者の利用料金データが消えてしまったそうだ。UPSの稼動時間内にデータの保全まで手が回らなかったそうである。

 11時に動物園近くの警察署へ行き、先日からのトラブルの手続きをする。以前作成された調書が真実ではないことを訴え、新しく書き直してもらう。しかし昼食時間帯も近いことがあり、ずいぶんと待たされてしまった。そして、調書作成中に私は学校へ行かなくてはならない時間となり、気にはなるのだが弁護士さんと、訴えている日本人を残してワタノー学校へ向かう。大急ぎで学校へ行ったのだが、5分ほど遅刻をしてしまった。さらに生徒が集まってくるのにも時間がかかり、20分近く授業が遅れてしまった。今日は学校の語学系の先生が私の授業振りを見学するのだと教室の後ろに陣取っている。私はちょっとやりにくい。生徒たちも前回と比べてノリが悪い。

 授業終了後、立ち会われた先生と授業の進め方について指導を受け、授業展開について打ち合わせをする。どうも、タイの社会と言うのはマイペンライ(かまわないじゃないか)を言ったもの勝ちのようだ。私がマイペンライを言わないために、要求だけは次々に大きくなってくる。一番困ったのは、日本語学習用のテキストを持ち出してきて、「このテキストを使ったらどうか」と言って来たことだ。そのテキストの内容はとても初心者用ではなく、中級から上級者向けのようで、漢字なども小学校の5年生レベルのものが使われている。「これはレベルが高すぎて使えませんよ」と退けようとしたが、「何ヶ月したらこのレベルに到達できるのか」と質問されてしまう。「そうですね、毎日3時間ずつ勉強すれば、3年後くらいには、、」と答えた。今日だって教えた単語は15個ほどである。これだって、一回で憶える量としては多いだろうが、生徒たちは一週間に一度、それも実質一時間未満しか日本語の授業がない。一年続けても30時間に満たないだろうし、教えられる単語数だって、3歳児レベルの言語レベルに達するかどうかだ。「語学習得は短時間でも毎日やることが大切ですよね」と私が言うと、「その通り」とようやく妥協点を見出すことができた。来週からは私の授業のヘルプをしてロールプレイなどの相手をしてくれるという。この先生、日本語を習ったことがないので、授業をする一週間前に自分に授業内容を説明して欲しいと要求される。

 夜にも市内の警察署へ出向く。トラブルの張本人に対する身柄拘束のための手続きも最終段階に入った。明日には警察より書面で相手のタイ人に警察署への出頭命令を発送するという。相手は今週に入って姿をくらましているそうだが、実家宛に命令書が郵送されるそうだ。もし、期日までに出頭しない場合は「出頭命令違反」で逮捕されることになる。もう早く年貢を納めて欲しいものだ。この警察署でもずいぶんと時間がかかり、帰宅したのは午前様になってまった。タイの警察と言うのは、こうした手続きも24時間受け付けてくれるらしい。

朝食
いただきもののサラダ巻き。
昼食

食べず。

夕食
ムーカタ(豚鍋)。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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