旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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0月2日 土曜日    天気は晴れ 

 家族3人でチェンマイ動物園までサイクリング。と言っても自転車は2台。私の自転車の後ろの荷台にお母さんを乗せて走る。昨年、チェンマイ動物園にパンダが来てから、いつか家族でパンダ見物に行こうと言い合っていながらも、この帰国直前まで見に行く機会を失していた。アパートからの距離は2キロくらいであろうか、すぐ近くなのだが、近くだからこそいつでも行けると言う気分で、行っていなかったのである。

 大通りは車の交通量も多く危険なので、裏の住宅街の中の道を走ったのだが、動物園に着いた時、優泰は顔面蒼白、バテバテであった。体力のなさが露呈してしまっている。この位のサイクリングでバテてしまっていたら、子供成人病にだってなりかねない。

 パンダは山の斜面にある動物園の中腹くらいにある。そこまで歩くのに、今度はお母さんがバテバテになっている。どうして我が家の連中はこうも体力が無いのであろうか、、。まぁ、確かにここの動物園の広さは、日本の動物園の比ではなく、しかも勾配もキツイ。が、自然とよく調和し、動物との距離も近い。
 パンダ舎は、別途に入場料が必要で、50バーツ、外国人は100バーツとなっている。私たちはタイ人料金でOKであった。パンダ舎はエアコンが効いていて、坂道で汗が噴出している身には実に冷気が気持ちがよい。実は私は上野動物園のパンダを見たことがなく、実物のパンダを見たのは上海だったか北京だったかの動物園で、特別なパンダ舎と呼べるような施設は無く、まるでサル山のサルのようにパンダが土まみれになっていた。そのため、白黒のくっきりしたパンダではなかったが、ここチェンマイのパンダはタイ人同様に朝昼晩と1日3回は水浴びでもしているのか、まったくキレイなものである。白は輝くような白で、黒は漆黒の黒であった。しかも、ダラダラとした態度であった。
 パンダは5分も見学していたら飽きてしまう。キレイだが動きが少ないのである。そこへ行くとサルは面白い。特にテナガザルたちのアクロバットは見飽きない。

 2時間ほど動物園の中を歩き、私がこの動物園で、もっとも気に入っているカバには、道を間違えたため遭えなかったのだが、しかし、まずまず満足して再び自転車に乗る。帰り道にカウマンガイを食べる。

 午後から空港のマンダリン航空へ小鳥のピョンを乗せるための手続きの確認に行く。鳥かごについては、カゴの底にたまった羽や糞などが飛び出さないように、カバーを付けるように指示される。

 実は、アパート裏の小屋がけ食堂のおばさんたちは、ノンホイに引っ越していくそうだ。もし、私たちが予定通り9月中に帰国していたら、おばさんたちの引越しにも気が付かなかっただろう。しかし、あらかじめ引っ越していくことを知っていて、しかも私たちもチェンマイに残っているにも拘わらず、私はなんだか食堂のおばさんを見送りたくなかった。これっきりになってしまうかもしれないが、それはそれでイイではないかと言う気になっていた。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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