7月2日 金曜日 天気は朝方一時雨、その後晴れ
お腹の調子がまだ良くなっていない。下痢は薬を飲んだので回数は減ったが、便が出れば水便である。朝食のバイキングもお粥で我慢のはずが、ついついパンとハムまで食べてしまい、この後が思いやられる。なお、宿泊先のバンタイ・ビーチホテル、朝食のバイキングの品数が多くない。ヨーロッパあたりのホテルよりはましだが、タイの一流ホテルの水準からすると寂しい。
午前中、お母さんたちのダラダラ、ペチャクチャが延々と続き、本日はどこにも出かけられない。私は午前中一杯、携帯電話でK.K.トラベルやお客様との応対でバタバタとしていた。プーケットにいると、電話料金もバカにならない。切符やホテルの手配の打ち合わせだが、なかなか電話でのやり取りは手間もかかる。メールもネット・ショップへ出かけていき送受信をする。
午後1時過ぎに昼食を食べに出かける。ホテル近くの観光客向けのレストランで、西洋人観光客が何組も食事をしているような、タイ料理も西洋料理も出すようなレストランであった。小奇麗ではあるが、従業員の態度は余り良くない。声をかけても返事を返さないし、愛想も良くない。
まだ、プーケットで対してここのタイ人たちと接していないが、チェンマイのタイ人と比べて、スマイルが絶対的に足りない。その感想をお母さんに話したら、お母さんもそう感じると言う。一昨日、マクドナルドに入って注文をし、レジの際に、伝票に注文していないコーラ大が記載されていた。そこで、これは注文していないと照会を依頼したら「コンバー(「バーカ」の意)」と言われたそうである。タイ語がわからないと思ってそんなことを言ったのかと思われるが、酷い話である。挙句の果てに、店長格が出てきてコーラ分をマイナスされ、ハンバーガーの入った包みを受け取り、ホテルの部屋で開けて見たら、注文したチーズバーガーが入っていなかったそうだ。チェンマイと比べて、タイ語のわかる外国人の比率が圧倒的に低いので、こうしたことが発生するのか、観光地特有の一見客だらけの環境だとこうなるのか、愉快ではない。プーケットの印象は良くない。
午後、ホテルのプールで遊ぶ。体力が落ちているからか、ほとんど泳げない。少し泳いだだけで、疲れてしまい、息も続かない。下痢のせいか、それとも運動不足であろうか?困ったものである。ほとんど、プールサイドのジャグジーで休んでいた。昨日と違い、今日は午前中に一時雨が降ったものの、午後からはよく晴れている。ホテルは海岸沿いの通りをはさんで海に面しているのだが、海は波か高く、海辺で遊んでいる人の姿はほとんど無い。ホテルのあるパトンビーチはパタヤビーチ風と言うか、チェンマイのナイトバザール風と言うか、観光客向けの施設が建て込んでいる。以前プーケットに来たのは10年以上前だが、当時はビーチ沿いにバンガローが並び、小屋がけのバーがあるくらいの場所であったのに、ものすごい変化である。どうしてタイでの観光開発と言うのは、こうした形の開発になってしまうのだろうか?開発と言うより破壊である。
今晩、お母さんたちはサイモン・キャバレー・ショーを見に行くのだと言う。有名なオカマショーである。サイモン自体はチェンマイでも見られるが義姉たちは見たことが無いので見てみたいという。私としてはファンタシーと言う巨大で大仕掛けのショーを皆で見に行きたかったが、却下されてしまった。そして、優泰たちのお守りを引き受けることとなった。また、あしたは午後からパンガー湾の観光ツアーに参加する予定である。各種ツアーの料金はチェンマイよりだいぶ高めに感じる。もっとも、この手のツアーは値切れるのかもしれないが、自分自身が、K.K.トラベルでツアーを販売するに当たって、自分が納得できる価格で販売していて、何がなんでも値切らなくては気が済まないお客様の相手をすると、気分が良くないのと同様、もし「ヨソはもっと安いよ」などと言う言い方はしたくないので、ツアー屋の言い値でツアーに参加してみることにした。さて、実際に参加して納得の行く価格であるかどうか、明日のお楽しみである。
朝食
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ホテルのバイキング。 |
昼食
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ホテル近くのレストランにて、空芯菜炒め、極太麺の醤油炒め、シーフードのあんかけ麺、赤カレー、カニチャーハン、ツナサンドウィッチ、ピザ。 |
夕食
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ホテル近くの別のレストランにてタイ料理。空芯菜炒め、トムヤムクン、鳥とカシューナッツ炒め、パッタイ。 |
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