2月2日 日曜日 天気は晴れ
日中の大半をパソコンに向かったままであった。本当は自分のホームページの改修を急がなくてはならないのだが、他にやるべきことが溜まっているので、なかなか自分のことにまで手が回らない。私のホームページのうち、「別冊チェンマイ通信(生活情報編)」をいったん閉鎖したいし、「チェンマイ通信付録(写真集)」も昨年の11月から更新していないままだ。
午後4時近くになって、両替と買い物に自転車に乗って出かける。はじめにパンク修理屋に立ち寄って、タイヤに空気を入れてもらい、チェーンに油を注してもらう。これで5バーツである。一年ぶりに注油をしてもらい、タイヤの空気圧も高くなったので、ペダルがとても軽くなった。チェンマイ市内は平らな土地なのだが、ほんのわずかに傾斜があるようだ。我が家から市内中心部のナイトバザール方面へは、ほとんどペダルを踏まなくてもスイスイ走れる。
週末の海外市場で円安が進んで、一部で1ドルが120円にまで下落しているようだ。週明けの東京市場も下落傾向を引き継ぎそうなので、金曜日のレートが適用されているこの週末のうちに両替してしまおうと考えた。ナイトバザール周辺は外国人観光客が多いので、ここにある銀行は週末でも両替サービスをやっている。平日も夜遅くまで両替窓口を開けているので、とても便利である。さらに、繁華街と言うこともあり、銀行が集中している。タイでの両替は、ブラックマーケットなどがほとんどないので、銀行で両替するのが一般的なのだが、そのレートがほんのわずかながら銀行によって異なっている。バンコク銀行や農民銀行などの大手銀行は、ほぼ同じレートを提示しているが、今日私が調べた範囲では、以下のような具合になっていた。
銀行名
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日本円百円当たりのバーツ
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バンコク銀行
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35.07バーツ
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農民銀行
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35.07バーツ
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サイアムシティー銀行
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35.11バーツ
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アジア銀行
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35.33バーツ
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以上、アジア銀行が圧倒的に両替率が良い。アジア銀行と言うのは外資系の新参の銀行で、ABN-AMROグループである。以前はメトロポリタン銀行(京華銀行)が結構良いレートを提示していたが、サイアムシティーになってからややレートが落ちたようだ。銀行間のレート格差は、銀行のポリシーと言うこともあるが、各支店ごとに異なる場合もあるようだ。各銀行とも、当日の為替取引の発表分のうち、何時の時点でのレートを使うかは、各支店の裁量に任されているらしい。そこで、ほんのわずかだが、各支店間でのレート格差が生じることがある。もちろん、この両替率表が示すとおり、私はアジア銀行で両替をした。
お母さんからシャンプーや歯磨き、牛乳などを買ってくるように言いつけられていたので、巨大スーパーのロータスへ向かう。生鮮食品類を買うにはロータスなどのバンコク資本のスーパーは高いのだが、工業製品は安い。ロータスへ向かう途中、ターペー通りを自転車で抜ける。日曜日と言うことで、歩行者天国が実施されている。さらに中国正月とぶつかっているので、ものすごい人出で、とても自転車で走れる状況ではない。そのうち、パレードも始まり、もう身動きすらできなくなってしまった。パレードは獅子舞とドラゴンダンスであった。獅子舞と言うのは中国式の獅子舞でカラフルなものである。先導するのはカラフルなチャイナドレスを着た女性たちで、道幅一杯に垂れ幕をもって整列し、進んでくる。チェンマイの中国的風俗は普段それほど目にしないが、それでもこうしたパレードを見ると、チェンマイのかなり深いところに中国的風俗が浸透しているのだなぁと思える。日本で中国式の獅子舞などを見たら、異国情緒的になるだろうが、チェンマイではちっとも違和感がない。
ロータス・スーパーでは、指定されたシャンプーや歯磨きを買い込む。シャンプーは他の物価と比べると結構高い。小さなボトルのモノでも100バーツ近くする。それでも、タイの人たちにとって、シャンプーは生活必需品になっていて、一日に何度もする水浴びにも、シャンプーは欠かせない。テレビのCMでもシャンプーのCMが占める比率が高い。人気のあるシャンプーはサンシルクや植物物語あたりであろうか、、。シャンプーの広告が多いのは隣のマレーシアも同様であって、昨年イスラム色が強いコタバルへ行った時に見かけた、サンシルクの巨大広告には感心してしまった。広告が大きいだけではなく、さすがイスラム色の強い町だけあって、女性の肌の露出や、髪を人前にさらすことはご法度である。タイでならシャンプーの広告には、髪の長い女性が、サラサラと髪をなびかせる写真を持ってくるところだが、そこの広告のモデルは頭にベールを被っていて、髪をまるで見せていない。これで宣伝になるのだろうか、、。
ロータスでは食パンも買い込んだ。普段、私はリンピンスーパーのパンが美味いと思っていたのだが、ロータスではパンを焼く窯があって焼きたてのパンを売っている。そして、ガラス張りのパン工房をのぞいたら、ちょうど食パンが焼きあがって窯から出されるところであった。タイの食パンはなぜかほとんどサンドウィッチ用にスライスされている。つまりとても薄切りなのである。しかし、私としては厚切りのトーストが食べたいのに、すでに薄切りになっていて、厚切りのサクサク、フワフワのトーストが食べられない。でも、窯から出されたばかりのパンはまだスライスされていない。工房の人に声をかけて、まだスライスされていない食パンを二斤売ってもらった。焼き立てでホカホカ、これならトーストなどせずそのままカブリツキたい。
今晩もラジオが入る。番組終了後、チャンポンさんとビールを飲みに誘われた。私はビートルをアパートの駐車場に戻し、チュンポンさんのBMWの後部座席に乗せてもらって出かけた。店にはチュンポンさんの奥さんの友人であるドイツに住む2組のカップルがいた。一組は奥さんがタイ人で、もう一組は旦那さんがタイ人であった。英語とタイ語のチャンポンで話をするが、
タイの大衆的な飲み屋はたいていが生バンドが入っているか、巨大なジュークボックス風のカラオケが入っていて、話しをするのに大きな声を出さなくてはならない。外国語と言うのは、聞くことに集中しないと聞き取りにくいものなのだが、こうして騒がしいと、おちおちビールも飲んでいられない。結局閉店の1時近くまで粘ってしまった。
朝食
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冷麦。
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昼食
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カレーライス。
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夕食
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焼きたての食パンにチーズクリームをつけて食べる。 |
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